警察によると、女は昨年10月、村長に「マンションの部屋代として毎月10万円を支払わなければ旦那はあなたを潰す」と電話をかけ、金銭を脅し取ろうとした疑いが持たれている。この女は、村長の元交際相手なのだという。警察の取り調べに対し、女は「金銭を要求するようなことは言っていない」と容疑を否認している。
なぜ岡山県の村長と神奈川県の女性が交際していたのか。この村長は今年、公費で関東に出張し、無関係を装って女性と会っていたとして、臨時村議会で謝罪していたのだ。そして、自ら道義的責任があるとして、給与を30%削減する条例案を議会に提出し、可決されていた。なお自ら辞職する意思はなく、2023年9月までの任期を全うする意向だという。月額の給与は、65万円だ。
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まさに身から出た錆という事件に、「本当に女性が脅しをかけたのか。でっち上げではないのか」「岡山の村長が度々東京に来ることがおかしい。どう考えても観光か、女性を買いに行くような意識でいたのではないか」「不倫して、ポイ捨てしたんじゃないの。この人、本当におかしい」「こんなやつが村長の村なんかに住みたくない」と憤りの声が上がる。
一方で、「脅迫と取られるような行動は慎むべきだ」「女の行動も許されるものではない」「意味がわからない」と女の行動を批判する声も多かった。
それぞれが私利私欲のために動き、激突した感のあるこの事件。村長をこのまま職務にあたらせて、いいのだろうか。