メインイベントの第5試合は、KENTAとYOSHI-HASHIが一騎打ち。3.21宮城・ゼビオアリーナ仙台大会でKENTAがYOSHI-HASHIの棒を強奪して以降、因縁がヒートアップしている両者。KENTAのインサイドワークに対し、YOSHI-HASHIも徹底抗戦。しかし、試合が佳境に入るとKENTAはレフェリー不在の無法状態を作り出し、リング下に隠していた棒でYOSHI-HASHIの頭部に一撃。それでもYOSHI-HASHIは必死に応戦し、ブサイクへの膝蹴りもカウント2でキックアウト。だが、最後はgo 2 sleepが決まりカウント3。
試合後、KENTAはNEVER6人タッグチャンピオンの後藤洋央紀と石井智宏を挑発しながら、愛する棒を傍らに独演会。そして「明日、俺たちの愛の証、NEVERの6人タッグを獲って、もっとラブラブな俺たちで、オマエらの前に現れるから楽しみにしとけよ」と必勝を誓った。
インタビューブースでKENTAは棒と一緒に登場すると、ビデオカメラに「どれ?これ?ライブ?ライブ!?(棒に)ライブだって!大丈夫だから、緊張しなくていいから。ライブだって、気にすることないから。(ビデオカメラに向かい直立の姿勢で)えっと、ご覧の、皆さん……」、棒「お前が緊張しとるやないかーい!」、KENTA「(棒に)ツッコむねぇ、棒ちゃーん!(ビデオカメラに)見た?ブス、俺が勝ったんだよ。これでなぁ、明日も、このまま、テメェらブッ潰して、お前の、何かオマケでもらってるくせに大事そうに抱えてるテメェの、NEVER 6人タッグのベルトも、明日全部俺が獲ってやるよ。本来の、お前の、何もない姿にしてやるよ。お前、何か言ってるよなぁ、何かエラそうなこと。『物事が変わるのは一瞬』だ!?(苦笑)ふざけたこと言ってんなよ、テメェ。それはなぁ、日々、しっかりと積み重ねて、一瞬一瞬を積み重ねてきた人だけが使っていい言葉だよ。お前みてぇなヤツがなぁ、そんななぁ、エラそうにカッコつけた言葉でなぁ、ごまかしてんじゃねぇよ、テメェ!お前なんかまだバカなんだよ。現実見ろ。ふざけんなお前、な。これで、今日負けて悔しいなら、明日楽しみにしてるよ。なぁ。その上で、さらに、テメェみてぇなの、ブッ潰してなぁ、わからしてやるよ、現実を。(棒を見つめて)ね。いてくれたんだよね。ありがとね(と棒を抱き寄せる)見た?何?今日の客。何アレ?ちょっと飽きてきてんじゃない?感じてはいたけど、ちょっと、飽きてきてんじゃん。でも、(棒に)飽きるとか飽きないとかじゃないもんね!俺たちね!いくもんね!だから、結局、俺が、ホントに何かいろいろ言ってきたけど、CHAOSとの闘いを通じて何が一番言いたいのっていったらやっぱり、『YOSHI-HASHIはブス』ってこと!」と一方的に話して、20日に行われるNEVER無差別級6人タッグのタイトルマッチにも勝利し、YOSHI-HASHIの全てを奪い取る考えだ。
◆新日本プロレス◆
『Road to レスリングどんたく 2021』
2021年4月19日
東京・後楽園ホール
観衆 306人
▼スペシャルシングルマッチ(30分1本勝負)
●YOSHI-HASHI(26分06秒 片エビ固め)KENTA○
※go 2 sleep
(どら増田)