本オーディションはモデル、タレント、女優、アーティストをめざす9歳以上の女性で、特定の芸能プロダクションに所属していないアマチュアを対象としたもの。日本全国から選ばれた候補者を大手芸能プロダクションが公開ドラフト会議という形式で自社タレントとして獲得していく。審査員には各プロダクションを代表し、朝比奈彩、近藤千尋、小室安未、鈴木ゆうか、市川美織、足立梨花が参加。MCをティモンディが、プレゼンターをMattが務めた。オーディションの応募は約6,400名に達した。
寺島さんは大手プロダクション3社競合の末、ホリプロ所属が決まった後、東京ガールズコレクションへの出演権が確約されたグランプリと「Ulike賞」の2冠を獲得。ティアラを頭の上に乗せられると、「ここまで頑張ってきた努力が報われました」と感激の表情。オーディションに際しては「はっきり喋れるよう練習しました」と滑舌の良さなども意識したとのこと。
受賞後に夢を聞かれると、「一番やりたいのはTGC(東京ガールズコレクション)を歩くこと。いろんなことにもチャレンジしたいので自分から積極的に行動したいと思います」と嬉しそうにコメント。趣味は三線(さんしん)だともいい、「お父さんが三線が好きで弾いていたんです。わたしも弾きたいなって時々弾きます。半年くらいやっています」と音楽にも興味があるとのこと。憧れの人を聞かれると、「今田美桜さんにすごく憧れています」と話した。
準グランプリの千葉さんもエイジアプロモーションへの所属が決定。こちらも「感謝の気持ちでいっぱい」と感激しきり。オーディションにあたっては「太っていたのでマッサージをしたりボディメイクを頑張りました」と述べ、最後に「わたしを指名してくれたことを後悔されないよう有名になりたい」と意気込みも語っていた。
(取材・文:名鹿祥史)