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『サンモニ』青木氏、原発の処理水放出に「大きなタンクにして長期間保存できる」批判し賛否

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画像はイメージです

 18日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、ジャーナリストの青木理氏が、福島第一原発事故から処理水を海洋放出することを決めた政府に持論を展開。その内容が物議を醸している。

 番組では、福島第一原発事故で廃炉のため、政府が処理水の海洋放出をすることを決めたことを紹介。「風評被害が懸念される」と繰り返し報じた。

 コメントを求められた青木氏は「普通の原発でも出してるじゃないかっていう話なんですけど、決定的に違うのは世界最悪クラスの原子力発電所の事故を起こして、しかも直接溶け落ちた燃料を冷やした水、元々はね。それと同じにしていいのか」と疑問視する。

 ​>>坂本美雨「魚も食べてもらおうか」原発処理水巡る発言で炎上 福島への風評被害拡散との指摘も<<​​​

 さらに、「トリチウム以外も混ざるんではないかという疑いがあって。実は専門家に聞いてみると例えば、モルタル団子で固形化できるんじゃないかとかね、あるいはそのタンクを今、小さなタンクを作ってるけど、もっと大きなタンクにして長期間保存できるんじゃないかとか、あるいは福島第二原発も廃炉にすると決まってますから、そこの敷地なんかもまだ使えるんじゃないかとか」と話す。
続けて、「いずれ放出しなきゃいけないとしても、納得とか合意とかするための時間とか、何十年でもいいけれども。作るための場所はまだあるんじゃないか、方法はあってと言う風におっしゃる方もいるんですよね」などと、政府の方針に苦言を呈した。

 この発言に「その通り」「海洋放出は怖い」などと、同調の声が上がる。しかし、それを上回る勢いで「じゃあどうしろというのか」「経済産業省のHPには2022年夏頃には全てのタンクが満杯になると発表されている。これからタンクをいくつも作るのでは解決にならない。何十年議論している暇はない」「この発言こそが風評被害」と批判が噴出している。

 海洋放出については反対も根強いが、処理水を貯めるタンクに限界が来ていることは紛れもない事実。その抜本的かつ即効的な解決策を青木氏はどう考えているのだろうか。

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