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「穴のキーポイントは休み明け」 ダービー卿チャレンジトロフィー 藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 ウインカーネリアンが調子を上げて来たようです。そもそも皐月賞で4着だったのですから、中山が不得意とは思えない馬でしたが、ここ4戦は中山で戦っています。しかも、前回は斤量57kgで速い流れでの勝利ですから、価値のある走りだったと思いますので、今回も得意な距離なので期待できそう。また、スマイルカナも中山を4戦して3勝の2着が1回ですから、走りやすいのかもしれません。但し、この2頭が前で競馬をするスタイルなので、変に張り合ってしまうと余計な体力を消耗してしまう懸念があります。素直にトーラスジェミニが端をきる展開ならペースも落ち着くし、前残りの展開が期待できます。

 もし、前が張り合う形で速い展開になると、今回は斤量が55kgになり前走より2kg軽くなったウインカーネリアンしか残れないかもしれません。そうなると、末脚組のディープインパクト産駒テルツェットが差し切ると思います。それと近走の2戦は芳しくありませんが、中山で3連勝した実績のあるルフトシュトロームが7か月振りの休み明けですが、以前の走りが出来る状態ならテルツェットとの叩き合いになる筈です。

 この休み明けがキーポイントになるなら、昨年のこのレースで惨敗して休んでいたマイスタイルも浮かび上がってきます。本来はポテンシャルの高い馬ですし、もっと前の19年のこのレースでは3着の実績もあるので、まさかとは思いますが、4走前のマイルCSは先週の高松宮記念3着だったインディチャンプから0.4秒差の4着だったと思えば有り得ると思います。

 それと何だかんだと、前走東風S組が馬券に絡んで来る事が多い事も考慮して馬券を組み立てます。
 
ワイドBOX 16ウインカーネリアン、9テルツェット、4ルフトシュトローム
ワイドBOX 1スマイルカナ、11カテドラル、3ソーグリッタリング
ワイド    2ボンセルヴィーソ、10マイスタイル 

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