こちらは、30秒以内のネタで面白さを決めるお笑いコンテスト。エントリー総数656組から厳正な審査を経て40組が本戦にエントリー。5つのブロックに分かれてネタを披露し、勝ち上がった5組がさらにネタをして優勝を決める。ダウンタウン・松本人志、伊集院光、陣内智則、野性爆弾・くっきー!、バカリズムの5名が審査員を務めた。
予選には、チョコレートプラネットやロバートなど有名どころから、テレビにほとんど出たことのない芸人までさまざまなタイプが出揃った。また、ネタも一発で仕留めるタイプから、手数の多いタイプまであるため、松本らは「(審査が)難しい」と頭を悩ませた。
中でも、ネットを騒がせたのはキンタロー。「お隣の国の天才子ども歌手」というアナウンスで登場したのは、北朝鮮の子どもを意識したようないでたち。顔芸や歌声で審査員を笑わせた。彼女が出たブロックでは、ほかの審査員が別の芸人に票を入れる中、松本はキンタロー。に投票。その理由として「2時間観られるでしょ」と絶賛した。
>><キンタロー 。ハイブランドで大人買いするも「服装が恥ずかしい」の声 ママとして“無知すぎる”と指摘も?<
ネットでは「キンタローで爆笑してしまった」「キンタロー、中々攻めてたな」「そのネタはやったら目をつけられるぞ…」「見た目と動きだけでおもしろいってすごい。しかも風刺がきいてる」とネタを絶賛する声が。YouTubeには彼女が参考にしたであろう動画がアップされており、すぐに特定されていたが、「他国の文化をネタにするなんて。後味が悪い」など嫌悪感のコメントもあった。翌25日には「北朝鮮のミサイル、昨日の水ダウのキンタローのモノマネへの抗議じゃね」という声まで上がった。
「このほかにも、どぶろっくは、“どんな動物でも倒せる”という武井壮に対抗して、“どんな動物でもメイクラブできる”ということで、ライオンとのメイクラブをネタに。しかし、あまりにも動きが生々しかったためモザイク処理になりました。審査員兼プレゼンターを務めたバカリズムも『オンエアできるかわからないので、票入れないでください』と注意を促していましたね」(芸能ライター)
優勝したのはニッポンの社長。収録後、スタッフが優勝賞金30万円を渡しに行った際、驚きつつも、「チャンス大城さんがおったんで、チャンス大城さんをドッキリにかけるエキストラかと思っていました」と話していた。
斬新な企画の賞レースに、今後の開催の期待が寄せられている。