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ドラマ『知ってるワイフ』、ラストシーンに「見直したのに…」落胆の声も 夫の成長描く中で疑問

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広瀬アリス

 木曜ドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)の最終回が18日に放送され、平均視聴率が8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第10話の7.6%からは1.3ポイントのアップ。最終回にして自己最高視聴率を記録した。全話平均視聴率は7.4%となった。

 最終回は、自分がいることで「出会う全ての人を不幸にしてしまった」と激しく後悔した元春(大倉忠義)は、小池(生瀬勝久)から渡された五百円硬貨を持ち再び過去へタイムスリップする。その結果、元春は独身で大阪の商社の営業マンとなっており――というストーリーが描かれた。

※以下、ネタバレ含む。

 最終回では、実は澪(広瀬アリス)も元春と一緒にタイムスリップしていたことが判明。元春は自身の澪を想う気持ちを認め、「ずっと澪のこと取り戻したいって思ってたけど、違ってた。取り戻さなきゃいけないのは自分自身だった。澪と生きるって、決める自分」と言ってプロポーズするという展開が描かれた。

 「2人は無事結婚。エンディングではかつての夫婦の間に生まれた長女と長男とともに、同じ暮らしをしている様子が描かれました。しかし、元春はこのタイムスリップで、自身の言葉や行動で相手の気持ちが変わることを学んだ様子。以前は子どもの朝の支度には見向きもしなかったのにも関わらず、いまは着替えをさせて自ら率先してゴミ捨ても。さらに、お互いちょっとしたことで『ありがとう』を言い合い、いい夫婦関係を築いているようでした。この様子にこれまでダメ元春を見守り続けてきた視聴者からは、『めっちゃ改心してる!』『お互い思いやり持てるようになってよかった…』『ありがとうの一言は本当に大切だよね』といった絶賛の声が寄せられていました」(ドラマライター)

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 一方、それでも猛ツッコミを集めたシーンもあった。それは元春がこの日着ていくアイロン済みのシャツを探しているシーン。結局、アイロン済みのシャツはなく、元春は子どもにご飯を食べさせている澪に、「悪いんだけど、俺食べさせるからアイロンかけてもらっていい?」と頼むことに。タイムスリップ前は「ねえ! アイロンかかったやつは?」と聞くばかりだったため、成長したかと思いきや――。

 「視聴者から集まったのは、『アイロンくらい自分でかけろや!』『見直したのにアイロンで台無し』『自分でアイロンかけられるようになった方が早くね?』といったツッコミ。さらに、澪が使用していたのはアイロン台の不要のアイロンだったため手軽に使うことができ、なぜ自身で覚えないのか、もしくは形状記憶型のシャツを買わないのかは不明でした。お互いちょっとしたことでも感謝し合う様子を描きたかったのかもしれませんが、視聴者からは『相変わらず家事は任せっきり?』『育児はともかく家事については嫌な予感しかない』という声も寄せられてしまいました」(同)

 とは言え、ハッピーエンドとなった本作。多くの視聴者がこの結末に大満足だったようだ。

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