同番組は、20年以上続いた「スタジオパークからこんにちは」の後継番組として17年4月3日にスタート。MCは俳優の船越英一郎と女優の美保純というなかなか大胆なキャスティングだった。
「番組のコンセプトは“オトナの井戸端”だったが、特に目新しい企画はなし。民放とぶつかる14時台の2部、15時台の3部ともに視聴率が1%以下という低視聴率。船越と、当時妻の松居一代との離婚騒動が持ち上がった2017年7月中旬頃から一時的に視聴率が上昇傾向だったが、長くは続かず下落してしまった」(テレビ局関係者)
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最終回で船越は、「皆さんに支えられて、大切な皆さんの午後のひとときにお付き合いいただき、ただただ感謝」と頭を下げた。
美保は「私、若い時から中退癖があったんですが、これはちゃんと卒業できたという4年間、高校中退からやっと何かががっちりできたなって。初めての経験」と話した。
船越と美保にとって、平日昼の帯番組の終了によって収入面でかなりのダメージを受けることになりそうだが、今後、深刻なのは美保よりも船越の方だという。
「かつては『2時間ドラマの帝王』と呼ばれ、たっぷり稼ぎまくっていたが、制作費が高いのでほとんど制作されなくなってしまった。おまけに、船越は主演クラスでしかオファーを受けないので、なかなかキャスティングが難しく、最近は単発のドラマが入る程度。この先も、NHKから単発の番組のオファーはあるかもしれないが、離婚騒動の影響かCMのオファーもなかなか入らないなどかなり厳しい状況であることは変わらない」(芸能記者)
2時間ドラマでは犯人をよく崖に追い詰めていた船越だが、気づいたら自分が崖っぷちに立たされてしまっていたようだ。