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固すぎた皿うどんの前に、賞味期限切れのドーナツも 朝霞市小学校の給食不祥事連発に怒りの声

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画像はイメージです

 埼玉県朝霞市の小学校で、給食の皿うどんを食べた児童6人と教師1人の歯が欠ける事案が発生。その事実に驚きの声が上がっている。

 朝霞市によると、事案が発生したのは「朝霞第五小学校」。11日、給食で出された皿うどんを食べた児童6人と教諭1人の歯が欠け、このうち3人が病院で治療を受けた。同市は原因について、「皿うどんに使用した中華麺を2分から3分揚げるところを10分揚げてしまい、麺が固くなったことが原因」と説明した。

 これだけでも驚いてしまうが、この小学校では10日も、卒業祝いのための特別給食で児童に提供したポンデドーナツ25個のうち5個の賞味期限が1年以上切れており、2名の児童が食してしまった事案が発生している。

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 管理が甘いと言わざるを得ない相次ぐ給食の不祥事に、「そんなに固いうどんを何も感じずに出すなんて。子どもの歯は弱いのに」「安かろう悪かろうの業者を使っているんじゃないのか。子どもの命がかかっているのに、意識が甘い」「ドーナツといい皿うどんといい、雑な仕事をしている。許せない」と怒りの声が上がる。

 また、「普通はこんなものは残す。問題は揚げすぎということに加えて、『どんなものでも食べないと怒られる』という教育がある」「なぜ食べないという選択肢を取れなかったのか。どんなものでも給食なら食べないといけないという教育があったのではないか」「何が何でも給食を全部食べろという教育はおかしい」という指摘もあった。

 給食は児童たちの栄養源。賞味期限切れや歯が欠けるような料理を出すのは、たとえ1回であっても、あってはならないミスだ。

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