教諭は2月21日、棚倉町の図書館で、正当な理由がなく女子トイレに侵入した疑いが持たれている。きっかけは、女子トイレを利用した女性の知人から警察に、「個室の上から機械のようなものが見えた。盗撮されたかもしれない」と通報が入ったことだった。
その後、防犯カメラの映像などから、44歳の男性教諭である可能性が高まり、建造物侵入の疑いで逮捕した。警察の取り調べに対し、教諭は「女子トイレに入ったことは間違いない」としながらも、「お腹を下し、男子トイレが掃除中だったため女子トイレに入っただけ」とわいせつ目的を否認している状況だ。
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今後、盗撮の有無が調べられていくものと思われるが、ネット上では男性と思われるユーザーから、「盗撮の証拠がなく、ただ女子トイレに入っただけで犯罪と言うなら、高速のサービスエリアで男性トイレに入ってくる女性も取り締まるべきだ」「現状、容疑者が否定していて、『お腹が痛い』という正当な理由もあるのに逮捕って」「女性の言い分だけが認められ、男性の言い分が認められないのは異常」「こうやって男性を無実の罪に陥れることも出来るよね」と憤りの声が上がる。
一方で、「盗撮の証拠があるから逮捕されているはずだ」「この言い分が認められると、なんでも通ってしまう。どんな理由があっても男性は女子トイレに入っちゃいけない」「男性は性犯罪をするが、女性はしない。そこに違いがあるのは当然だ」という指摘も出た。
盗撮の有無がポイントになる今回の事件。盗撮をしていれば逮捕は当然だが、なかったとすれば、男性ネットユーザーの不快感も納得できるものだろう。