search
とじる
トップ > 社会 > ユーチューバー、展示されていたポルシェを急発進させて破壊 販売店のガラスの壁も大破で疑問の声も

ユーチューバー、展示されていたポルシェを急発進させて破壊 販売店のガラスの壁も大破で疑問の声も

pic pic

画像はイメージです

 日本でも人気ユーチューバーが車を破壊させるドッキリ動画を投稿し、一時期話題になったことがあるが、海外ではとあるユーチューバーが展示車を破壊させて物議を醸している。

 ロシアで、ユーチューバーの若い男性がポルシェの販売店に出向いて展示車に試乗し、急発進させて店のガラスを大破させたと海外ニュースサイト『Motor1』と『News.com.au』が2月11日までに報じた。男性は、ロシアを中心に名が知られたユーチューバーで17日現在、約610万人のチャンネル登録者数がいる。

 報道によると、男性はポルシェの販売店に展示されていた約21万2000ドル(約2200万円)のポルシェに乗ったという。動画は販売店の外でソビエト連邦の政治家レーニンと元首相スターリンに似せた格好をした人が言い合いをする様子から始まり、男性は2人の言い合いをうんざりした様子で聞いている。レーニンとスターリンが冒頭に出演した意図は不明だが、彼らは「人に左右されることなく生きる」ということについて議論しており、男性がポルシェを大破させるにあたっての動画の演出と思われる。動画に毎回政治家などが出演しているわけではない。

 男性は2人の言い合いを聞いた後、その場から離れ、販売店の中に足を踏み入れている。販売店の中には何台かのポルシェが展示されていて、商談をしている店員と客もいる。男性は展示されているポルシェをいくつか物色した後、店員に話しかけることなく、一つのポルシェを選んで乗り込んでいる。男性はシートベルトを締め、急発進させて販売店のガラスの壁を突き破った。ガラスは大破し、車の前方部分も破壊された。男性は驚いた表情でポルシェから出て、「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話している。車の近くに人はいなかった。動画はここで終わり、店の関係者のその後の対応などは不明である。

 『News.com.au』によると動画は複数のカメラで撮影されており、男性も含め、怪我人はいないという。動画が“やらせ動画”であるのか男性は動画の中で言及していないが、『Motor1』は、ポルシェはもともと男性が所有しているもので撮影のために販売店に置いた可能性があると伝えている。動画は17日現在までに削除されておらず、540万回以上再生されている。

 このニュースが世界に広がるとネット上では「また無茶なことをするユーチューバーが出てきた。こういう動画は面白くない」「いい動画だとは思わないけど興奮はした」「動画を見る限り、撮影許可は取っていそうだけど、販売店のガラスの壁は粉々だし、男性の行為は最低」「やらせだとしても高級車を破壊しようとする気持ちは分からない」「動画を見たけど、店員が男性を止めたりしていないし、販売店とグルなのかもしれないと思った。ただのポルシェのプロモーションかも」などの声が挙がっていた。

 ​>>ユーチューバー、包丁を持って人を襲うイタズラ動画を撮影 通行人の男性に射殺される<<​​​

 海外には、車を使って無茶な動画を撮影したユーチューバーがほかにもいる。

 アメリカ・ニューヨーク州で30歳のユーチューバーの男がタイムズスクエア前で車を急停車させ、発作を起こしたふりをして救急隊が駆け付ける事態になったと海外ニュースサイト『Daily Mail Online』が2021年1月に報じた。男は約1万6000人のチャンネル登録者数を抱えるユーチューバーだった。

 同記事によると、男はタイムズスクエア前で車を急停止させたという。男は、ハンドルに頭を預けて前かがみにあり、気絶したふりをした。近くにいた警察官数名と救急隊数名が駆け寄って車の窓を割り、男を車から無理やり引っ張り出して救助した。救急隊と警察官は男に水を与え、救急車を呼んだそうだ。男は救急車で病院に運ばれた。男が病院でどのような手当てを受けたのかは不明である。
 男は車で気絶したふりをしてから救急車で運ばれる模様を動画にして自身のYouTubeチャンネルに投稿し、概要欄に「今回はタイムズスクエア前で気絶してみた。これからも私は狂った動画を投稿し続けるからぜひチャンネル登録をして」とコメント。動画は投稿してから4日間で15万回以上再生されたという。現在、動画は削除されている。

 動画をきっかけに警察は捜査を進め、男は公務執妨害や虚偽の事件を発生させた罪などで逮捕された。

 少し前までは無茶な動画が注目を集める傾向があったが、現在はYouTubeのガイドラインが厳しくなったこともあり、無茶な動画に嫌悪感を示す人も多くなっているようだ。ユーチューバーは人に迷惑をかける動画が多くの人に受け入れられないことを肝に銘じるべきだろう。

記事内の引用について
「This brand new Turbo S is off to a rough start, all because of the owner's hunt for YouTube clicks.」(Motor1)より
https://www.motor1.com/news/486818/porsche-taycan-dealer-crash/
「Porsche Taycan Turbo S smashed in viral YouTube stunt」(News.com.au)より
https://www.news.com.au/technology/motoring/motoring-news/porsche-taycan-turbo-s-smashed-in-viral-youtube-stunt/news-story/0f2a786461e2d1b9cf52ed1e098a146d
「YouTuber is arrested for faking a medical emergency in Times Square by slumping behind the wheel of a car in 'dangerous stunt'」(Daily Mail Online)より
https://www.dailymail.co.uk/news/article-9202597/YouTuber-arrested-faking-medical-emergency-Times-Square-slumping-wheel.html

関連記事

タグから探す


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ