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AEW初登場のKENTA、ケニーとの新旧バレクラタッグでモクスリーとの前哨戦制す!

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KENTA、ケニー・オメガ

 現地時間10日(日本時間11日)に行われた米AEW(All Elite Wrestling)のTVマッチ『AEW DYNAMITE』に、新日本プロレス・バレットクラブのKENTAが出場した。

 メインイベントでKENTAはケニー・オメガと新旧バレットクラブタッグを結成し、ジョン・モクスリー&ランス・アーチャーと対戦。日本のファンにも注目されていた。リング外でのフォールも有効となる、フォールズカウント・エニウェアマッチが採用されている。

 KENTAはIWGP USヘビー級王座の挑戦権利証が入ったブリーフケースを携えて、新日本プロレスと同様の入場テーマで登場。リングインすると、コーナーに上りケースを高々と掲げる。続いてケニーがドン・キャリスを伴い、AEW世界王座のベルトを腰に花道を進む。対する相手チームは、アーチャーがマネージャーのジェイク・ロバーツとともに登場。続いてモクスリーがUSヘビーのベルトを手に、KENTAをにらみつけてからリングイン。USヘビーのベルトを誇らしげに突き上げた。

 ゴングの瞬間、KENTAはモクスリーにブリーフケースで殴りかかると、ストンピングを乱打。KENTAはブリーフケースでアーチャーにも背後から殴打。アーチャーはゆっくりと振り向き、KENTAに詰め寄る。すかさず、ケニーが背後からアーチャーの膝裏に打撃を見舞い、KENTAもブリーフケースを投げつけた。

 そして、ケニーがアーチャーにコタロークラッシャーをさく裂させた。バレットクラブの現リーダー、ジェイ・ホワイトがAEW勢に対して嫌味交じりのコメントをしたこともあり、不安要素もあったKENTA&ケニーだったが、序盤から息の合った連携を見せた。

 だが、ここでモクスリーがKENTAに反撃開始。ストンピングの嵐を見舞ったが、これはケニーが救出。ケニーはモクスリーにストンピングを浴びせるが、KENTAがカットに入った。自身がストンピングを繰り出すがケニーがストップをかけ、2人は口論を始めたが、試合中盤からは場外戦で大乱戦を展開した。

 試合終盤、リングではアーチャーとケニーが対峙。ケニーは竹刀で殴りかかるが、アーチャーは受け止めるとヒザを使って真っ二つに。アーチャーは、ケニーの手をつかんでロープウォーク。そして、その状態からムーンサルトアタックを敢行。さらに、アーチャーはブラックアウトを狙うと、ここでバレットクラブのオリジナルメンバーだった“グッド・ブラザーズ”ことカール・アンダーソンとドク・ギャローズが乱入。混戦模様のリング上、ケニーはジェイク・ロバーツに手で作った銃口を向けると、Vトリガーを狙う。しかし、突進するケニーをモクスリーが有刺鉄線バットで迎撃。さらにアンダーソン&ギャローズにも一撃を食らわす。

 ここでKENTAがリングに戻り、中央でモクスリーを一気に担ぎ上げるとgo 2 sleep!しかし、アーチャーがショルダータックルでKENTAを吹っ飛ばす。アーチャーはKENTAとケニーをまとめてチョークスラムでたたき付けようとするが、2人は急所蹴りで脱出。すかさずアンダーソン&ギャローズがアーチャーにマジックキラー。続いてケニーはアーチャーにVトリガーを見舞うと、片翼の天使を狙う。しかし、アーチャーの巨体が持ち上がらず、アンダーソン&ギャローズがアシスト。最後はケニーが片翼の天使でアーチャーを豪快にたたき付け、カウント3。新旧バレットクラブコンビが勝利を収めた。

 試合後もKENTAは場外でモクスリーに馬乗りになってパンチを乱打。さらに遺恨を深めた。IWGP USヘビー級王者のジョン・モクスリーとKENTAのタイトルマッチは、日本時間27日、正午から新日本プロレスワールドの『NJPW STRONG』で世界配信される。

 今後の新日本とAEWの関係性も含めて注目だ。

◆AEW◆
『AEW DYNAMITE』
2021年2月11日(日本時間)

▼タッグマッチ
KENTA&○ケニー・オメガ(片エビ固め)ジョン・モクスリー&ランス・アーチャー●
※片翼の天使

(どら増田・写真提供©AEW)

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