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「空を見よ」・・・今度はメッセージも!? トルコにあの「謎のモノリス」が出現!

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画像はイメージです

 昨年11月、突如アメリカのユタ州に出現して話題になった謎の金属柱「モノリス」のことを覚えている人はいるだろうか。高さは約3メートル、磨かれた鉄の板を組み合わせたもので、ユタ州野生生物資源局がヘリで野生動物の調査を行っていた際に発見した。

 誰が設置したのか不明であったが、Google Earth上では2015年8月から2016年10月の間に設置されたとみられた。また、とある芸術家による作品ではないかという噂もあった。そしてルーマニア、米カリフォルニア州、オランダ、コロンビアなど世界各国で次々とモノリスと思われる謎の柱が出現。コロンビアでは全体が金色に輝くモノリスが現れ、全てのモノリスを統(す)べる「マスターモノリス」ではないかという噂も上がっていた。

 >>誰が建てたのか、そしてどこへ消えたのか? ユタ州の砂漠に出現した銀色のモノリス狂想曲<<

 昨年末に話題をさらったモノリス騒動だが、実は「犯人(?)」が名乗り出ていた。カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点に活動するコンセプトアーティスト集団であり、グローバルアーティストコミュニティの「The Most Famous Artist」が「自分たちのオリジナル作品である」という趣旨のコメントを発表。モノリスらしい柱を溶接している様子を動画に撮影し、インスタグラムにも投稿した。

 設置の理由は「作品を高額で販売するためのアピール」だったそうだが、彼らが表明する前にも「何らかのマーケティングでは?」という意見があったため、彼らの声明が出た後は急速に熱が冷めていった。

 しかし先日、再びモノリスが姿を現した。今回の設置場所はトルコのアナトリア南東部にある遺跡ギョベクリ・テペの近く。24日に現地で撮影された動画によれば、今回のモノリスはサイズこそ似ているが、金属柱ではないようにも思われる。上部が斜めにカットされている点はこれまでと同様だが、「上部に文字が書かれている」という特徴を備えていた。この文字は「月を見たければ空を見よ」と書かれており、モノリスを見に多くの人が集まったため、治安部隊が出動して規制線を張る事態に発展したそうだ。

 文字が書かれたモノリスはこれが初めて。もしかすると、これを期に再び世界中でモノリス騒動が復活するのかもしれない?

(山口敏太郎)

前回の記事
誰が建てたのか、そしてどこへ消えたのか?ユタ州の砂漠に出現した銀色のモノリス狂想曲
https://npn.co.jp/article/detail/200009504
参考URL
https://news.yahoo.co.jp/articles/3646c01f55833cb4875d74505f674addab6e75a4
https://www.youtube.com/watch?v=2kepnEHln-M

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