男は昨年12月4日、愛知県西尾市のコンビニエンスストア駐車場で、3人の女子高生が止めていた自転車のかごから、それぞれ体操服やジャージの入ったカバンを3個盗んだとして、窃盗の疑いで逮捕された。
逮捕後、警察が男の自宅を調べると、女子高生のものと見られる制服や体操服など500点を発見し、押収している。取り調べに対し、男は「自分の欲求を満たすためにやった。50回くらいやった」と容疑や余罪を認めているという。女子高生の私物を盗み、収集することで性的欲求を満たしていたとすれば、異常と言わざるを得ない。
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男の犯行に、「3年間着るつもりで買ったもので、決して安くない。生活困窮世帯には、痛い出費になる」「47歳にもなって、女子高生の私物を集めて性的欲求を満たすなんて、本当に気持ち悪い」「こういうのって戻ってくるんだろうけど、盗まれてどんな使われ方をしたのかわからない服を着るのは嫌だ」と呆れる声が上がることになった。
今回のような「性的欲求」のために盗みを働き、収集するケースは多々発生している。中でも「変態度」が高いとネットで噂されたのが、2020年に逮捕された56歳無職男のケースだ。2015年、愛知県名古屋市熱田区の中学校に侵入すると、ピアノカバーを盗んだのだ。同校では2014年からピアノカバーが盗まれる事案が4件発生しており、男の犯行である可能性が強いと見られている。
性的欲求を満たすための窃盗は常習性が高い。再発防止のためにも、しっかりと灸を据える必要がある。