この日の「DASH島」では、常日頃から腰を痛めているTOKIOのリーダー・城島茂が、腰痛改善をめざして施術を試みた。
無人島であるDASH島にはマッサージ器のような文明の利器はない。城島らはお灸の材料を、島にあるものだけで用意した。
城島は後輩ジャニーズの草間リチャード敬太と一緒にモグサをひろい、手作りした味噌も使って「味噌灸」にチャレンジした。ただ、味噌灸には大量の味噌が必要なのだが、この日城島らが試した味噌の量は十分でなかったのか、全く効果がなかった。
続いて、城島らはより原始的な、石を熱し患部を温める「温石灸」を試すことに。60度のお湯で温めた石を直接患部に当てるこの方法は、腰痛に効果があったようだ。ただ、芸人気質の城島は「熱湯風呂」よろしくリアクションもバッチリ。ズボンを下ろし「半ケツ」状態で石を腰にのせ、熱がるリアクションを見せ続けた。
ネットでは「リーダー体張ってる」「予想してたけど笑えた」といった声があった一方、否定的な声も。「一体、我々は何を見させられているのだろう…」「お灸はいいんだけど、番組前半を丸々使ってやることか?」「なんで食事時にオッサンの半ケツ見ないといけないんだろう」「わざわざ無人島でやる内容か?これ?」といった声も相次いだ。
>>TOKIOの過去映像に不自然な加工?「もう完全にいないことに…」1人分の空間は山口元メンバーか<<
確かにこの日の『鉄腕!DASH!!』は城島のお灸シーンだけで20分程度を費やしていた。今回、「お灸作り」は城島のリアクション芸だけに注目が集まる展開に。これまで彼らがチャレンジしてきた船屋作りや神社の再建、味噌や紅茶をイチから作る展開と比べると、「DASHらしくない」と評価されてしまったようだ。
『鉄腕!DASH!!』はここ数年、ネタ切れやメンバーの高齢化、脱退などの影響でパワーダウンが指摘されている。この日の放送は最近の『DASH』を象徴するかのような「内容の薄い」回だったと言えそうだ。
50歳のオジサンアイドルの「半ケツ」はなかなか見られるものではないが、もう一度初心に返るのも必要かもしれない……?