2018年の『M-1グランプリ』(朝日放送制作・テレビ朝日系)で史上最年少の優勝を果たした彼らにとって、ゴールデンのレギュラーは一つの“上がり”とも言える。だが、ネット上ではこの動きを懸念する声も聞かれる。
最もネックとなりそうなのが、ツッコミの粗品のMC力だ。先日の元旦に放送された『爆笑ヒットパレード』(フジテレビ系)でも、霜降りはナインティナインとともに全般に渡って出演し、サポート的なポジションでMCを務めた。いつものようにボケ倒したせいやは好評だったが、粗品に関しては「進行に忠実に行こうとしすぎてる」「まだまだ自分たちが目立とうとして引いた立場にない」「霜降りがMCって、中堅芸人はモヤモヤしてそう」といった声が目立つ。
>>霜降りせいや、動画での様子に「正直キツいです」心配の声 ボケることができなくなっている?<<
もちろん今回が初めての試みであり、長時間の名物番組とあって課題を残したのは確かだろう。それでも「ヒットパレード」の場合は単発だが、レギュラーとなると毎週、着実に結果を残さなければならない。
「オトクラクション」の放送時間帯は火曜7時で、内容はゲストがチームごとに分かれ「音ゲー」を主体とするアトラクションで対決するもの。メインターゲットは若年層に設定されているが、人気番組となるには主婦層なども幅広く取り込む必要がある。そのため、「霜降り明星の毒気が無くならないか心配」「いろんなタイプのタレントと絡めるんだろうか」といった懸念要素もネット上では聞かれた。
もちろん「オトラクション」は、芸人的センスを持つ西川もMCを務める。その分、霜降り自身のプレッシャーは軽減されるだろうが、高い実力とともに絶妙なバランス感覚も求められるゴールデンタイムで結果を残せるのか気になるところだ。