その代表となったのはお笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉。
「まさに2020年を代表する大スキャンダルが報じられたアンジャッシュの渡部建。その相方である児嶋は不倫報道直後、渡部がナビゲーターを務めていたラジオ『GOLD RUSH』(J-WAVE)に代打で出演。涙ながらに『本当にばかですね。大ばかで、調子に乗ってたんでしょうね』と渡部を叱責していました。その後も腐ることなく自身の仕事をこなしている姿が目立ち、児嶋を支持する声は次第に目立つように。ネットから『渡部の不倫きっかけに児嶋見直した』『自分から変に笑いに変えずに真摯に相方の不祥事を謝ってる姿に泣けた』といった評価が集まっていました」(芸能ライター)
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また、ある意味コロナをきっかけに炎上したお笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史を叱った矢部浩之にも称賛が集まった。
「岡村は4月30日放送のラジオ番組『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)の中で、『コロナが収束したら絶対面白いことがある。美人さんがお嬢(風俗嬢)をやります』と経済状況の悪化により職を失った女性が風俗で働き始めると発言し、大炎上する事態に。矢部は放送の翌週に番組に出演し、『女性を敵として見ている』と公開説教しました。さらにこれまでの仕事の姿勢についても厳しく指摘し続けていましたが、その言葉のすべてがコンビもとい、岡村を想ってのものということもあり、ネットからは『世間の声をすべて代弁してくれた』『聞いてる方もスッキリしたし、岡村も説教して救われた、かなり頭いい人』という声がありました」(同)
さらに6月に思わぬ“文春砲”を受けたお笑いコンビ・霜降り明星のせいやの相方・粗品の反応にも大きな反響が集まっていた。
「ファンの既婚者の女性と『Zoom』で会話中、下半身を露出して自慰行為を見せつけたと報じられました。とはいえ、せいやは独身で、相手が既婚者ということを知らなかったとのことで、せいやには同情の声も集まっていました。そんな中、粗品は10月に放送された冠番組『霜降りバラエティ』(テレビ朝日系)の中で、バンジージャンプに挑戦するせいやを励ましながら『あの一件があって、いろんな仕事が確かに飛んだけど、俺は霜バラが残ってるから大満足や!』と発言。思わぬところで出たこのコンビ愛に視聴者からは『真っすぐなフォロー最高!』『相方愛最高すぎる』という声が寄せられていました」(同)
相方の不祥事も、うまくフォローをすれば評価に変えることができるようだ。