トミックは「みなさんに協力してほしいことがあります」のタイトルで動画を更新し、「俺、東京都知事めざそうかなと思ってまして」と宣言。ネタであれば選挙の直前に動画を出すが、そうでないことから「割と本気で考えてて」と説明し、「今から宣言して、早くて4年、10年…長い目で見てめざそうかな」と明かしていた。
東京都知事になりたい理由については、コロナ禍もあり、「自分だったらこうしたいというのが色々ある」とし、自身がユーチューバーであることから、都の問題や現状をYouTubeを通して伝えられると思っているそう。今回の動画ではスーツを着用していたが、それは東京都知事選に向けた「イメージ作り」だと明かし、今後も「GUとかでなんか安い、それっぽいやつ」を購入して、しばしばスーツで動画を撮影すると話していた。
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しかし、現実問題、自身が当選することは難しいと思っているようで、トミックは昨年の東京都知事選で、小池百合子現東京都知事が約366万票獲得したことなどを挙げながら、1月7日現在、トミックのチャンネル登録者数は161万人で、「俺のYouTubeの登録者数より(小池百合子現東京都知事の獲得票の方が)多い」ため、「その時点で無理」と不安を吐露。ただ、トミックは「都知事選っていうのは、公約とか関係なくて知名度勝負」と分析しているそうで、5年10年掛けて「それまでに俺のチャンネルを大きくする必要がある」と見解を述べた。
トミックは東京都知事になれるかは「俺の努力次第」としながらも、視聴者に対して「今見てくれてる人はそのまま応援して欲しい」「新規の人が入ってきたら、この人は、未来の都知事になる人だ、応援してあげて(と教えて欲しい)」と協力を仰いでいた。
この動画を受け、ネット上では「トミック出馬するなら投票したくなる」「ユーチューバーからの出馬…当選したらすごい!」など、トミックを応援する声もあったが、「今の感じだと流石に都知事は務まらないと思う。ガチでめざすなら数字だけじゃなく、政治経済の知識くらいは一通りあるって事発信してかないと皆付いてかないんじゃない?」「政治的な信念が見受けられなく、最初から無理と発言している人を応援することはできません」「今流行のネタ切れか?(笑)」などの厳しい声も挙がっていた。
トミックを支持する人がいる一方で、トミックの考えを受け入れられない人も多いようだ。
記事内の引用について
TOMIKKU NETのYouTubeチャンネルより
https://www.youtube.com/user/jintomikku