「直属の上司であったH広は50代の既婚者。部下に厳しいと社内でも怖がられていました。なので、彼の下に配属が決まった時は正直、面倒なことになったなと思ってたんです。実際、一緒に配属された同期のA美とも陰で文句ばかり言っていました。でも、彼と仕事をする内に彼の仕事に対する情熱と、真剣さにだんだんと惹かれていったんです。
彼も何かを感じていたのか、明らかにA美と私に対しての態度が違っていました。“お前には期待しているから”なんて言われて肩に手を置かれた時は、クラクラしてしまったほどです」
>><実録!不倫カップルの顛末>不倫の末の妊娠…暴かれた不倫男の嘘<<
社内で部下に厳しいはずの上司が自分だけに優しい…。早織さんは特別扱いをされるシチュエーションにも参ってしまっていたのかも知れない。そして、出張先のホテルで二人は急接近した。
「出張はいつも彼一人で行っていたのですが、“後学のために”ということで、私だけお供することになりました。A美は不思議がっていましたけどね。その日の夜、私の方から彼の部屋に行きました。彼は“来ると思っていた”と笑って迎えてくれました。彼とは親子ほどの年齢差がありましたが、抱かれている時は全く気にならなかったです。そしてその日から、すっかり彼にハマってしまいました…。お互い誰にも言えない関係だったからこそ、余計に盛り上がったんだと思います」
ついに憧れの上司と結ばれた早織さん。結婚などは望んでおらず、今だけの関係だと分かった上で交際を続けていた。しかしその後、会社を巻き込む大事態に・・・。
写真・Osvaldo Gago