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【放送事故伝説】よゐこ濱口が鬼の形相で枕を殴る?『ウリナリ』のスゴイ企画

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よゐこ・濱口優

 お笑いタレントで、現在ではYouTuberとしても人気を博している「よゐこ」。1992年の第13回ABCお笑い新人グランプリで審査員特別賞を受賞して以降、テレビで人気者となり、30年近くお笑いの第一線で活躍している。一方、新人時代の1990年代は若気の至りか、今とは180度違う芸風であったという。

 特に変化が激しかったのは「おバカキャラ」としてブレイクを果たした濱口優。デビュー間もないころは非常に態度が悪く、事務所トップの芸人である笑福亭鶴瓶を激怒させたこともあるという。

 そんな濱口が変わったとされているのは、よゐこがレギュラー出演していた『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)である。

 当初、濱口はウッチャンナンチャンの南原清隆と不仲だったとされる。番組では濱口をどうにか溶け込ませようと、様々な企画が行われていた。

 そんな中、現在ではまず放送できないような企画があった。濱口を自己啓発セミナーに行かせ、性格を改造させるというものである。

 濱口はスタッフに連れられて1泊2日のセミナーに参加。セミナーで、濱口は薄暗い部屋の中で他の受講生と共に奇妙な踊りをさせられた。また自分の性格やダメな部分を口に出すという本格的な「矯正」を展開。おそらくバラエティ向きではない「ガチガチ」のセミナーだったと思われる。

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 さらにセミナーでは、自分の悩みをぶつけながら枕を一心不乱に殴り続けるという矯正も行った。その際に濱口は「ナンバラ―!ナンバラ―!」と南原の名前を出し、猛烈な勢いで枕を殴っていたのだ。

 濱口はテレビショーとは思えないような「マジ」の形相を見せ続けていた。視聴者は、あまりの濱口の変わりっぷりに恐怖を覚えたという。

 セミナーに参加した後、濱口は才能を開花させた。もしかすると今の濱口があるのはこの企画のおかげかもしれない?

文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)

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