しかし、それを武器に男性の気を引こうとするのなら、あまり効果を発揮しているとは言えない。なぜなら男は、毎日のケアを欠かさない髪よりも、「2日洗ってない髪」に惹かれやすいからだ。
髪の美しさを測る基準として、ツヤがあるというのはもっとも大事な要素だと言える。頭頂部にできるツヤなどは、「天使の輪」などともてはやされるほどだ。見る者に明るい印象を与え、好感を抱かせる。
こうしたツヤは、あまり髪を洗っていない時の方が出やすい。2日ぐらい洗っていない方が、光沢が映え、美しい髪だと男性には認識されるのだ。
シャンプーで髪を洗うと、清潔にはなるものの、必要な油分や皮脂まで洗い流されてしまうことがある。すると、髪の潤いが失せ、パサついたように見えてしまい、不健康なイメージを与えてしまう。
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そもそも日本人は、シャンプーをし過ぎる傾向がある。夏で汗のかきやすい時期ならまだしも、そうでもないのに毎日洗い流す必要はない。シャンプーしなくても、衛生面においてなんら問題はないはずだ。
もし、どうしても気になるというのなら、「湯洗い」をお勧めしたい。「湯シャン」とも言われ、シャンプーを使わず湯ですすぐだけ。この方法であれば、皮脂を余計に洗い流す心配もなく、適度に油分も残せる。ツヤが保たれる上に、ニオイの心配もなくなるだろう。
清潔さを保つことは大事だが、魅力までも洗い流してしまわないようにしてもらいたい。
文/恋愛ライター・小島康明
写真/Candace Nast