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数字から予測する劇場版『鬼滅の刃』の興行収入歴代1位達成の時期とその後

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LiSA

 大ヒット公開中の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が、10月16日の全国公開から52日間の興行収入を発表、約288億円、観客動員数は2152万人に到達したことが7日、配給元などから発表された。

 「鬼滅の刃」は、週刊少年ジャンプ(集英社)に2016年11月から2020年5月まで連載された、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)氏による人気漫画。主人公の竈門炭治郎を始め、個性豊かな鬼殺隊の面々と、邪悪な人喰い鬼との戦いが描かれている。

 ​>>コロナ禍で大ダメージを受けた各映画館の“救世主”になったかが気になる劇場版『鬼滅の刃』<<​​​

 2019年に放送されたテレビアニメをきっかけに、社会現象的なブームを巻き起こし、コミックスのシリーズ累計発行部数は1億2000万部を突破。

 今月3日に発売されたコミックス最終23巻は、初版395万部を記録。早朝から購入希望者が全国各地の書店に行列を作るほどだった。

 公開10日間の興行収入が国内史上最速で100億円を突破し、その後、公開24日間で200億円。歴代映画興行収入ランキング(興行通信社調べ)では、1位の「千と千尋の神隠し」の308億円まであと、20億円に迫っている。

 「最初の方はさすがに動員力があり、次の1週間までの興収が50億円を突破するほどの勢いだった。それが30億円台になり、先週から1週間では13億円台だが、記録を達成して更新し続けても、まだまだ上映され続けることになりそうだ」(映画業界関係者)

 そこで気になるのが、歴代興収1位獲得のタイミング。もし、週間興収13億円台ペースを続ければ、今月中旬には記録を達成することが確実なようだが、後は、どこまで記録を伸ばすかだ。

 「年末のレコ大、紅白にはLiSAが出演し、映画の主題歌『炎』を披露。正月は新型コロナ感染の影響で自宅での自粛が求められることになりそうだが、娯楽は映画ぐらい。そこでまたまた集客を伸ばしそうで、歴代1位どころか、前人未到の400億円達成も夢ではないだろう」(同)

 まだまだブームは続きそうだ。

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