☆テンカハル
2020年10月3日(土)中京第5R芝2000m戦に出走予定のテンカハル。馬名の由来は「天下春」。牡、栗毛、2018年3月4日生。栗東・矢作芳人厩舎。父キングカメハメハ、母ジンジャーパンチ、母父Awesome Again。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はライオンレースホース。愛馬会法人・サラブレッドクラブライオンの募集馬で総額3億3000万円。半姉には16年毎日王冠(GII)や17年オールカマー(GII)を勝ったルージュバック(父マンハッタンカフェ)、半兄にはダートの長いところで3勝を挙げ、障害でも1勝を挙げているケイブルグラム(父ディープインパクト)、芝の中距離で3勝を挙げているポタジェ(父ディープインパクト)など、活躍馬がズラリ。本馬は19年セレクトセール1歳市場で3億1320万円(税込)で落札されただけあって、良質な筋肉が付いており、しっかりとした腹袋、程よい繋ぎの長さなど、バランスの良い好馬体の持ち主。ただ、随所に幼さが残っており、本格化するのは古馬になってからだろう。瞬発力で勝負するよりも、長く良い脚を武器に活躍するタイプと見る。なお、鞍上は藤岡佑介騎手。
☆レッドアウレア
2020年10月4日(日)中山第5R芝1800m戦に出走予定のレッドアウレア。馬名の由来は「冠名+黄金の(ラテン語)。本馬の毛色より連想」。牡、栗毛、2018年2月3日生。美浦・尾関知人厩舎。父スクリーンヒーロー、母レッドマニッシュ、母父シンボリクリスエス。生産は千歳市・社台ファーム、馬主は東京ホースレーシング。愛馬会法人・東京サラブレッドクラブの募集馬で総額2400万円。祖母スティンガーは98年阪神3歳牝馬S(GI)(現・阪神JF)の勝ち馬で、重賞を5勝した名牝。叔父には14年NHKマイルC(GI)を3着に好走したキングズオブザサン(父チチカステナンゴ)がいる。本馬はRoberto系らしいがっちりとした造りをしている。トモの踏み込みは力強く、走りを見ても非常にパワフル。繋ぎは立ち気味でやや硬め、パワフルな動きから芝よりもダートでの活躍が見込めるだろう。なお、鞍上はM・デムーロ騎手。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。