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剛力は独立後の心境を問われると、「ありがたいことに仕事もいただいて、いろんなところに出させていただいています。でも、ちょっとしたプレッシャー、不安みたいなものもあります。今までと違った緊張感で仕事ができるのはありがたいこと。緊張とか不安やプレッシャーをバネにやっていこうかなって」と感慨深げにコメント。
「10歳の時に芸能界に入った」と過去の自分も振り返り、「今思うと(当時が)自分史上最高だったんじゃないかなって。もう18年前。そこからじゃないですけど、常に最高でいたいなって。ずっと輝いていたい」としみじみと話す。「昔から変わらずお仕事は楽しいし、好きなことをやれている実感はあります」と今の環境にも悲観はないようだ。
独立後は、自身が社長となって仕事を切り盛りする立場になった。それについても、「大事なのは表に出続けること。自分では社長になったという実感は全くないです。お金のこととか、経営とか少しずつやっていかないといけない。お金の管理は昔から苦手だから、今後は母親にやってもらおうと思いますけど」と心境を述べ、「お芝居をメインに、自分のお芝居の幅を広げられたらいいなって。今までできなかったことに挑戦したい。表現者であり続けたい」と前を向く。
独立をした理由については、「(コロナ禍という)世の中の状況もある中で、家で過ごす時間が増えて、考えることが増えました。(コロナで)エンタテインメントの世界も表現の仕方が変わっているし、その上で自分の個性をより大切にしたいと思うようになったんです。会社にいることでいいこともあるんですけど、SNSが流行ったりしている中、自分がどこまでできるか挑戦したいという気持ちがありました」と説明。独立後も、オスカープロモーションとの関係は悪くないといい、「会長にはいつでも相談しに来なさいと言われています。そこは素直に甘えようかなと思います」と笑顔で答える。
また、イベント中、最高の理想の女性像として「良妻賢母」を挙げた剛力。「なかなかわたしはなれない気がします。家庭を持つ予定はありません」と今のところ結婚願望などはない様子。「月面旅行はどうなりましたか」と問われる一幕もあったが、「そんな話もありましたね」と笑顔でかわしていた。
(取材・文:名鹿祥史)