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「藤浪さんに当てられる前に…」巨人公式SNS、阪神投手揶揄の動画アップ? 削除後も批判止まず

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画像はイメージです

 5日にプロ野球・読売巨人軍の公式ツイッターにアップされたある動画が、物議を醸している。

 この日、阪神タイガース戦を行った巨人だが、試合前に公式ツイッターにアップされたのは、北村拓己内野手が中心として行った選手の円陣。その中で北村内野手は「相手ピッチャー藤浪さんですけど、当てられる前にしっかりバットに当てて、初回からエンジン全開で行きましょう!」と言い、ほかの選手もその言葉に笑顔を浮かべているように見えるものとなっていた。

 この円陣で話題に上がった阪神の藤浪晋太郎投手は、これまでデッドボールが多いことでもたびたび話題となり、2017年にはヤクルト戦でデッドボールを出し、大乱闘騒ぎが起きてしまったこともあった。今回の北村内野手の発言は、これまでのプレーを揶揄したものとなっていたが、藤浪投手は今シーズンでまだ一球もデッドボールを出しておらず、北村内野手の発言を無神経ととらえた阪神ファンも多く、ネットからは「この発言が失礼と思わなかったのか?」「相手選手への礼儀を欠くことで士気上げるってひどすぎる」「巨人もなんでアップしたんだろう?リテラシーが低すぎる」という批判が殺到する事態となっている。

 巨人の公式ツイッターは当該動画をすぐに削除したものの、動画はネット上に多く転載される事態となっており、批判は増え続ける一方。試合後、公式ツイッターは勝利を報告するツイートを投稿しているが、「謝罪会見待ってます」「反省の様子を見せてください」「選手の発言も取り消さずに勝利を喜ぶってスポーツマンシップの欠片もない」といった指摘が寄せられているほか、一方、巨人ファンを名乗るユーザーからは「デッドボールが多かったのは事実だからしょうがない」「北村は悪くないけど、アップしたスタッフが悪いと思う」といった北村内野手への擁護の声も寄せられている。

 果たして、巨人側が謝罪することはあるのだろうか――。

(福田純)

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