『NEW JAPAN CUP 2020 in the USA』(NJC USA)は、8選手によるトーナメント戦で、優勝者にはIWGP USヘビー級チャンピオン、ジョン・モクスリーヘの挑戦権が与えられる。1回戦は8日、準決勝戦は15日、決勝戦は22日にそれぞれ公開される。
出場メンバーは、新日本マット本隊で活躍するデビッド・フィンレー、カール・フレドリックス、ジェフ・コブ、バレットクラブからはKENTA、タマ・トンガ、タンガ・ロア、チェーズ・オーエンズが参戦。さらに、ROHで活躍するブロディ・キングもエントリーした。なお、ジュース・ロビンソンは右足負傷のため大会欠場となるとのこと。
注目は、来日が出来ずにいたフィンレーやバレットクラブ勢だが、帰国が出来ない状況にあるKENTAにとっては、いきなり訪れたビッグチャンスなだけに、モノにしたいところだろう。1回戦ではフレドリックス対KENTA、コブ対タンガ、フィンレー対オーエンズ、キング対タマが対戦する。メンバーの半数がバレットクラブであることから、同門対決は避けられない模様。
日本ではEVIL&ディック東郷を補強したバレットクラブだが、アメリカではどんな動きが待っているのか、優勝争いとは別に注目される。まずは、KENTAと柴田勝頼の弟子であるフレドリックスのシングルマッチに期待したい。
(どら増田)