今年の目立った話題といえば、各グループの運営会社の変更、そして、7月1日から有料配信されている現役メンバー106人と、OG8人を加えた計114人が、“withコロナ”の新しい生活様式に向けたメッセージソング「離れていても」をリリースしたことぐらいだ。
>>この2年間で甚大な経済的損失? 48グループで稼いでいた企業は大減収か<<
「総選挙の投票権付きのCDは飛ぶように売れるので、所属レコード会社にとっては稼ぎ時。ところが、それがなくなってしまったため大幅な収入減。総選挙がないことで、メンバーたちのモチベーションも大きく下がっている」(音楽業界関係者)
そして、ここに来て各グループの名前がニュースになっているが、決してグループにとってはプラスにならないニュースばかりだ。
7月9日、STU48は新型コロナの影響で、船上劇場「STU48号」での公演を、来春をめどに終了することを発表。
同19日には、AKB48の田北香世子が新型コロナウイルスに感染したことを発表。
同28日には、NGT48の清司麗菜と劇場のスタッフ1名が、新型コロナウイルスの抗体検査で陽性となったことが発覚。
そして、同日、神奈川県警がSKE48の運営会社役員の男を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕した。
「コロナにかかるのは不可抗力だが、グループ一丸となって感染予防対策をアピールしている中だけに、ほかのメンバーやスタッフにとっては残念な出来事。NGTは元メンバー・山口真帆への暴行事件の“不透明解決”で、ファンの信頼をまだ取り戻せていない。SKEの運営会社役員は、直接メンバーと関わる仕事ではなかったようだが、未成年もいるグループなので言語道断。48グループ全体的に“運気”は下降気味のまま」(芸能記者)
各グループは、これ以上“運気”が下がらないことを祈るしかなさそうだ。