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江幡塁、“親友”三浦春馬さんの思いを胸に8.9RIZIN出陣!高田延彦キャプテン就任へ

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江幡塁

 総合格闘技イベントRIZINは28日、『RIZIN22』8.9神奈川・ぴあアリーナMM大会の追加カード発表会見を行い、昨年大晦日にRIZINに初参戦し、那須川天心と対戦したWKBA世界スーパーバンタム級王者、初代KING OF KNOCK OUTスーパーバンタム級王者の江幡塁(伊原道場)が、シュートボクシング日本スーパーバンタム級王者の植山征紀(龍生塾ファントム道場)と対戦すると発表した。

 植山は先日、天心と対戦した笠原友希には勝利を収めているが、塁が昨年勝利を収めている小笠原瑛作には敗れており、肘なしのRIZINキックボクシングルール(3分3R)で行われる今回の大戦がどんな結末を迎えるのかは未知である。

 「春馬にいい報告をしたい」

 天心戦では双子の兄、睦とともに花道を歩いた幼なじみで親友の三浦春馬さんが急逝。塁にとっては、「リングで輝いていることがいちばん喜んでくれると思う」と春馬さんの思いを胸に当日リングに上がる。「大晦日は僕たちも3人で入場させていただき、本当に夢の舞台だった。3人で見た景色は絶対に忘れません。残念な結果でしたが、もっともっと格闘技で輝いていくという約束、親友と兄との3人の夢が残っている。今回のRIZINは僕の復帰戦。まだまだ見せられなかった自分がたくさんあるが、それは試合で語ろうと思っている」と語った塁。今回も3人でRIZINのリングに立つ。

 また、会見では榊原信行CEOが、高田延彦統括本部長と話し合いを重ねた結果、高田氏が今後はRIZINのキャプテンに就任し、RIZINの象徴として再び前面に出ていくと発表。「挨拶は短めにすると言ってましたが(笑)。今後はまたリングに上がってもらいます」と最近は榊原CEOが行ってきたリング上での挨拶を高田キャプテンが行うことになりそうだ。

(どら増田)

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