「番組では、感染が再拡大しているコロナの濃厚接触者の追跡について特集。保健所が母子健診や予防接種、高齢者支援といった他の業務も兼務しながら行うなど、非常にひっ迫した状況にあることが判明しました。さらに、運用が開始された『感染者追跡アプリ』の普及も遅々として進んでいない中、参考事例として取り上げられたのが、ニューヨークが行っている『接触者トレーサー』という民間の取り組みです。これは、看護師や保健師といった資格を持たない人たちが、3,000人規模で個人情報を守りながら陽性者の濃厚接触者を探し出し、自治体に情報を還元していくというシステム。大学にはそのトレーサー育成コースもあるということです」(芸能ライター)
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一方、日本の感染者追跡が難しい現状について問題提起したのが高橋真麻。「コロナ差別という言葉があった通り、『コロナにかかった』と人に言えない状況が、こういうことを生み出してる(追跡を難しくしている)と思う」と言及。「コロナにかかったからと言って差別するような社会の雰囲気をなくした方が、みんなが申告しやすくなる」と訴えたのだ。
これに納得したのが加藤浩次。「おっしゃる通り」とうなずきながら、「差別があるのは(コロナに対する)知識がないって言ってるようなもんですからね。知識を持ってないから、差別が生まれてしまうことがある」と訴え、「知識を持ちながら、やらなきゃいけない」と、コロナ感染対策には、ゆがんだ先入観といった個人的な感情を排除し、正しい知識を持って冷静に臨むべきだと主張したのだ。
Withコロナの時代の考え方とも言うべき加藤の見解に対して、SNS上では「知識が無いから差別するって言葉が耳から離れないでいる」「本質をついた言葉。正しく知ることは大事。思い込み、偏向は様々な弊害をもたらす」「加藤正論」「コロナに限らずほんっっとその通りやと思う」などと共感の声が寄せられた。必要以上に怖がらず、正しく恐れる、ということも大事なのかもしれない。