「この日、スタジオには日本感染症学会の専門医・佐藤昭裕医師が登場。日本を取り巻くコロナの現状を話し合っていました。ところが真麻は、『日本は検査している人数が少ないので、(毎日発表される)感染者数は参考にならない』と主張したのです」(芸能ライター)
そんな真麻を黙らせたのが、加藤浩次だった。彼は「真麻さんのように、PCR検査を受ける人数が少ないから、感染者数も少ないのではという人もいるが、どうなのか」と佐藤医師に質問した。すると同医師は、PCR検査の国内事例について、検査した7457人に対して陽性と分かったのは472人と、罹患率がわずか6%であることを告げ、「皆さんがおっしゃっているほど、感染者数はいない」「(新型コロナウイルスだと)疑った患者さんに検査をしてもこの数字だから、分母を増やして検査する人数を増やしたら、もっと下がる」と指摘。加藤は「真麻さん、言っていること分かります?」と向けると、彼女は「はい」と、一度は納得したのだ。
それでも真麻の「不安」は尽きなかった。専門家会議では、国内の感染状況について「一定程度、持ちこたえている」と発表しているが、これについても彼女は「一定程度持ちこたえていると漠然と言われても、リアリティーがない」と思いを吐露。すると、加藤は「どういった情報が欲しいですか?」「どこが不安なんだろう?」と聞き出した。
これに対し、真麻は「具体的にどういう風にすれば治っていくのか」「かかったらどうなるのか」「風邪や肺炎と、コロナとどういう風に症状が違うのか」「今の対策、私たちがやってるのってどれぐらい効果があるのか」と、次々と知りたいことを連発。
不安を口にする彼女に、ネットユーザーは「うざい質問ばかり」「高橋真麻さんだけ ちょっとワーワー トンチンカン」「広い考えが出来ずに 自分だけの一個人としての感情だけで話をしている」と、真麻バッシング。同日に出演した『バイキング』(フジテレビ系)でも真麻自身が、「コメンテーターならそれぐらい勉強しろと批判されている」と漏らしていた。
だが一方で、「無知な一般市民のサンプルとして上手く機能してる」「叩かれてるけど、真麻みたいな役割の人がいるだけで話は分かりやすくなる」と、その役割を評価する声もあった。また、こうした多様性のある意見に、「バランス感覚あるこういった番組増えていってくれること願います」と番組を評価する意見もあった。ワイドショーの進化と深化を期待したいところだ。