柴咲にとっては、2015年の同局系「○○妻」以来、5年ぶりの民放の連続ドラマ主演。
各スポーツ紙によると、「○○妻」を手がけた脚本家・遊川和彦氏と再びタッグを組み、いずれも遊川氏が手がけたドラマである「家政婦のミタ」、「同期のサクラ」(共に日本テレビ系)の制作チームが集結するという。
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現段階では、「25年ぶりに帰ってきた娘は、10歳の子供だった」というコンセプト以外、設定が公開されていない謎めいた作品。
柴咲は、「1話の台本を読み、自然と感情が揺れ動きました」、「等身大の自分とは違う人物を演じられるのが楽しみです」などとコメント。
遊川氏は、「35歳の少女という難役にチャレンジするコウさんの勇気と覚悟に応えられるよう、魂込めて物語を書き上げたい」とコメントしている。
「『○○妻』の全10話平均視聴率は14.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。そのこともあって、日テレは柴咲の起用を決めたようだが、5年前よりも柴咲の“商品価値”は下がっている。その証拠に、YouTuberデビューしているが、登録者数はまだ18万人ほどと伸び悩んでいる」(芸能記者)
同局のドラマでは、13年に放送された、米倉涼子が35歳の現役女子高生を演じた社会派学園ドラマ「35歳の高校生」が話題になり、全11話の平均視聴率は13.3%を記録。
主人公が同じ35歳の設定で、柴咲のドラマにとってはプラスの要素だが、不安材料もあるようだ。
「数々の名作を世に送り出している遊川氏だが、たまに思いっきり外すことがある。遊川氏は自分の考えを曲げないので、早い段階で視聴率が低迷した場合“軌道修正”はかなり困難。制作サイドはそうならないように祈ることしかできない」(テレビ局関係者)
ドラマが当たれば、柴咲へのオファーが増えそうだ。