第4話は、「至急! 警護乞う!」というメールが「島崎警備」のホームページに届く。島崎章(木村拓哉)と高梨雅也(斎藤工)が送信者・生田大輔(岡田義徳)に連絡を取ると、大輔は監禁され、今も見張られていると話す。二人が教えてもらった住所に向かうと、そこは大輔と両親が暮らす自宅で――というストーリーが描かれた。
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「実際には大輔は監禁されておらず、すぐに警備に来てもらうために嘘をついていたと判明。20年間引きこもり生活を続けてきた大輔でしたが、常日頃より誰かに狙われているという感覚があり、小学校のクラス会で開けられることになったタイムカプセルの中に入っている自身の色紙を回収するため、二人に警護を頼むという展開に。最終的には大輔が過去を乗り越え、実家を出てスーツ姿で島崎と高梨の前に現れ、警備の報酬を払って見事社会復帰を果たしていましたが、始終ひねくれまくり、プライドが高い引きこもり歴20年の男性があっさりと就職できたことに、視聴者からは『そんなすぐ就職できないでしょ!?』『新卒でもなかなか就職できないのに“こどおじ”なんですぐ就職できるの…?』『20年間職歴無しで就職はキツすぎる』というツッコミが殺到する事態に。『ドラマだとすぐ就職できていいな…』といった悲壮感漂う声も聞かれてしまいました」(ドラマライター)
とは言え、評価されたポイントもあったという。
「新型コロナウイルス感染拡大の影響で撮影がストップしていた本作ですが、第1話、第2話まではストップ前に撮影が済んでいたようで、場面が何度も変わり、大きなスケールで描かれましたが、第3話以降はスケールが縮小。本話に至ってはほとんどが自宅、住宅街、小学校のシーンで構成されていました。第1シリーズから比べても派手さはなくなってしまいましたが、『逆にリアリティあっていいな』『大物ばっかじゃなくて普通の人を警護してるっていうのもいい』といった声が。馴染みのない職業が描かれているからこそ、身近な場所が舞台になっていること反響が集まったようです」(同)
ツッコミどころはあったものの、確かな評価を得て高視聴率も記録している本作。早くも第3シリーズ制作を望む声も多く寄せられていた。