新型コロナウイルスの影響で、「捜査一課長」は5月21日放送から傑作選を放送。「BG」は4月に予定していた放送開始が延期されたが、ともに今月18日から始動するとあってコラボが実現。
午後8時スタートの「捜査一課長」から、同9時スタートの「BG」へとバトンをつなぐ、遊び心あふれるやりとりもあるという。
「『捜査一課長』は第4話で最高の14.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録。『傑作選』は再放送にもかかわらず、いずれも視聴率2ケタ超えを記録。すっかり固定ファンが定着していることをうかがわせた」(放送担当記者)
一方、「BG」は18年1月期に放送され、全9話の平均視聴率が15.2%を記録。今回はその続編となるが、コロナの影響で大幅に初回放送がずれ込んでしまった。
「『BG』の放送時間枠には前シリーズの再放送を流し最初のころは2ケタに届いていたが、徐々に飽きられて1ケタに落ち込んでしまった。そんな中、初回放送の朗報が。そこで、ちょうど放送枠が続いていたことから、人気シリーズの『捜査一課長』からの“リレー”にすがり、少しでも視聴率アップにつなげようという意図だろう」(芸能記者)
さらに、今作の木村は前作放送時にはなかった強力な宣伝ツールを持っている。
木村は5月8日にインスタグラムのアカウントを開設。まだ開設から1カ月ほどだが、すでにフォロワーは235万人に達している。
初回放送に向けて、連日のようにインスタでドラマの撮影現場からの様子をリポートしていたが、そのPRが視聴率に結び付くかが見ものだ。