この日、市川は、同じ歌舞伎役者の尾上松也との共演ということもあり、歌舞伎役者の知られざる事実を多数告白。「ミュージカルは2時間前に現場入りして本番に備えるが、歌舞伎は直前でも本番前までに現場入りすればいい。家で準備した状態で来るのがプロで、本番前に発声練習をしていたら素人がやることだと言われる」「年始などの挨拶回りは、アポなしで行くのが礼儀。約束をすると相手にその時間に家にいてもらわなければならないから相手に失礼になる」など、歌舞伎特有のルールを明かしていた。
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話が自身が出演したドラマの話題になると、市川は「僕が出させて頂いたランニングをする連ドラで…」と『陸王』での話に言及。ラストシーンの自分が応援していた選手が勝つシーンを撮る時に、実際には目の前に選手が走る訳ではなく、「ADさんが(自分の目の前で)走るふりをしていて、それを見て泣かなくちゃいけなかった」「応援している人が10人くらいいて、10人が泣くまでずっと撮り続けた、すごいなと思った」「ADに思いを馳せながら泣いた」と明かし、宇賀なつみや尾上らを驚かせていた。
この暴露を聞き、ネット上では視聴者から「右團次さんの陸王の裏話面白い」「右團次さんの演技良かった」などの声が挙がっていた。
「右團次さんは番組で、歌舞伎役者がドラマに出ると、カメラを睨んでしまったり、声がデカすぎたり、眼圧が高すぎたりして難しいと話していましたが、右團次さんの演技は熱量がすごいと評判です。特に『陸王』の時のような熱い役は見事にハマることが多く、大声になっても滑舌がいいので、聞き取りやすいことも評価されているポイントの一つのようです。ちなみに『陸王』では、持ち前の明るい性格で、現場の盛り上げ役だったと聞きます。共演者の竹内涼真さんとは年齢差がありますが、仲が良く、右團次さんが自身のブログに載せるための写真を現場で撮っていたら、竹内さんに自撮りをツッコまれることもあったそうです」(芸能記者)
市川はドラマでも重宝されているようだ。