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43歳無職女、市役所職員に生卵を投げつけ逮捕 生活保護関連でトラブルか

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 29日、栃木県宇都宮市の市役所で、職員に卵を投げつけたとして43歳無職の女が逮捕されたことが判明。その行動に驚きの声が上がっている。

 女は29日午前9時過ぎ、宇都宮市役所の保健福祉部を訪れると、生活保護関連の仕事をしていた職員に対し、持参した生卵1個を投げつけた。その後、警察官が駆けつけ、公務執行妨害の疑いで逮捕された。

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 現状詳しい動機などはわかっていないが、無職なだけに生活保護関連での不満を募らせた上での犯行だと思われる。警察によると、取り調べに対し容疑を認めているという。

 「卵を投げつける」行為は、かなり原始的な「嫌がらせ」の方法だが、現在でも時折発生している。2019年11月には、岡山県で10代の少年グループが警察署内の駐車場に20個以上の生卵を投げつけ、警察職員に清掃させることを余儀なくしたとして威力業務妨害罪で逮捕されている。

 また、スポーツの世界でも「生卵投げつけ」は発生。1996年5月9日、日生球場で行われた近鉄バファローズ対福岡ダイエーホークス戦終了後、当時最下位に沈んでいたダイエー・王貞治監督が乗るバスを無数のファンが取り囲み、生卵を投げつけたのだ。

 選手として世界のホームラン王となり、監督としても日本一、世界一を経験している王貞治氏にとって、「生卵事件」は生涯最大級の屈辱的事件。しかし、王氏は選手に対し、「ああいう風に怒ってくれるのが本当のファン」「ファンを喜ばせることが俺達の仕事。それが出来なければプロではない」と選手を諭し、99年の優勝・日本一に繋げていった。

 生卵を人に投げつけることは不適切で、犯罪行為なのは明白。しかし、動機が「役所仕事」に苛立ったということなら、「投げられた側」についても「反省材料」は残ったと言えるのではないだろうか。

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