「We are STRONG OSAKA」のコンセプトについて、球団の担当者は「私たちは今、新型コロナウイルスと雄々しく戦う大阪の力強さを感じずにはいられません。命を守るために昼夜を問わず献身的なお仕事を続けておられる医療従事者の皆さん、我慢の日々を耐え抜いていらっしゃる多くの方々、そして、このような状況にあっても開幕を待ち望んでいてくださるたくさんのファン。様々な人に支えられて、オリックス・バファローズは6月19日に今シーズンの開幕を迎えます。大阪の強さは私たちのパワーです」とコメント。
動画は球団公式の各種SNSやYouTube、BsTVで視聴可能だが、ツイッターでは1日で約2万回再生されており、ドキュメンタリータッチに作られた作品に対するファンの反応も上々だ。また、球団では「野球で笑顔に」「みんなでバファローズ」をテーマに、ファンからグッズのデザイン投票を受け付けたりするなど、しばらく「おうち観戦」となってしまうファンに対してのアプローチをし続けている。
選手とファンがいっしょにグッズを製作するという初の試みだが、今回製作されるグッズは、選手たちが練習などで着用し、またオンラインショップでの販売も予定しているという。バファローズとファンが作るグッズで、グラウンドにも、スタンドにも、そしてテレビの前にも、笑顔を届けたい思いからこの企画が生まれたという。
これらのプロジェクトを成功させるためにも、今年こそ開幕戦の連敗を止めて、スタートダッシュに成功する必要がある。なぜならファンにとって、勝利以上の喜びはないからだ。
(どら増田・画像は球団提供)