番組は今週から生放送から録音となった。番組恒例となっている、90年代に同局で放送されていた『天野ひろゆきのMEGAうまラジオバーガー』のネタが取り上げられると、矢部は4月30日深夜の岡村への公開説教放送が終わった直後、天野ひろゆきからメールが入ったエピソードを紹介した。キャイ〜ンとナインティナインは「ほぼ同期」と言える関係。天野が『MEGAうま』最終回で、相方のウド鈴木のメッセージに号泣したエピソードをたびたびイジってきた。矢部は「仕事で絡むことないけど同志な感じがする」と天野との絆を語った。さらに、岡村は『めちゃ×2イケてるっ!』(フジテレビ系)の最終回で、号泣したことを逆に天野からイジられており、「これに関してはドロー」と話し、笑いを誘っていた。
このほか、矢部の「家では標準語を喋る。たまに関西弁が出ると子供からイジられる」といったほのぼのとしたファミリートークも披露された。
こうした内容からもわかる通り、番組内容は岡村単独時代からは大きく変わっており、かつてあった時事ニュースへのコメントのほか、独身非モテトークもなくなり、かなり健全化したと言える。ネット上では「なんだか録音になって遠くへ行ってしまった感じ」「アングラ感が無くなったし、別に深夜放送じゃなくてもよさそう」といった内容の変化を嘆く声が聞かれた。もちろん、2人揃っての放送に「どんどん仲良くなってる感じがする」「岡村さんの声にハリがあるだけで嬉しい」といったポジティブな声が聞かれた。
実質的な再スタートとなったこの日の放送には、歴代スタッフも勢ぞろいした。ファンの評価も分かれる番組が今後どのようになって行くのか。引き続き注目といったところであろう。