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現役スタッフが暴露した『テラスハウス』の内幕 責任の所在はハッキリするのか

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 今月23日に急逝した女子プロレスラーの木村花さん(享年22)が出演していた、動画配信サービス・Netflixとフジテレビ系で放送されていた恋愛バラエティー番組「テラスハウス(2019-2020)」の打ち切りが27日、公式サイトなどで発表された。 

 木村さんを巡っては、今年3月31日にNetflixで先行配信された第38話で、同居している男性が、木村さんの大事な試合用のコスチュームを間違って洗濯して縮ませてしまい、木村さんが激怒するという“コスチューム事件”が発生。

 激怒の際の言動を巡って、インターネット上では非難の声が相次ぎ、木村さんのSNSには、誹謗中傷と取れるメッセージが大量に寄せられたが、フジテレビでは内容を変えることなく今月18日に放送。バッシングをエスカレートさせたとして、放送した責任を問う声がSNS上で高まっている。

 各スポーツ紙によると、フジテレビは「ご出演されていた木村花さんがお亡くなりになった状況を受け、このまま番組を継続するのは適切ではないと判断しました」と打ち切りに至った理由を説明したという。 

 同番組を巡っては、「台本がない」とうたいながら、以前から演出や台本があったことが報じられているが、発売中の「女性セブン」(小学館)で、現役スタッフが内幕を告白している。

 そのスタッフによると、台本はないが、ストーリーは制作サイドが作っていたとのこと。そもそも、週に2、3日集まって撮影をするだけで、共同生活とは言えない状態。

 指示通りに撮れない時は、テイク2、テイク3まで撮影することもあったという。また、これまでのシーズンはキラキラしたトキメキ重視の演出で、誰もが憧れる空間を作り上げていたが、今シーズンからは泥臭い人間模様をより強く狙い始めたこともあり、木村さんが犠牲になってしまったようだ。

 「フジは、番組の演出と、誹謗中傷の発端となった木村さんの言動との因果性を調査しているというが、現場を仕切っていたのは制作会社のイースト・エンタテインメント。結局、責任の所在があいまいなままになりそうだ」(テレビ局関係者)

 ほかのスタッフやこれまでの出演者も、どんどん内幕を“告発”してほしいものだ。

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