番組では、通常のオープニングトークを途中で切り上げ、木村さんの話に。『テラスハウス』でスタジオキャストを務めていた山里は「(番組では)みなさんの生活を観る役割でしたが、同じ出演者、その一人としてひたすら残念です。悲しいです」と語り、木村さんは共演者と捉えていたと話した。
山里は木村さんの訃報を受け、5月24日更新のツイッターで木村さんを追悼しているが、「突然のことに、どう言葉を発してよいか分からず、時間が過ぎてしまいました」と、戸惑いも記している。
番組でもこの感情について、「悲しいっていうのはあったけれど、俺が言う権利があるのかなというか、それを聞いて不快になる人がいないかとか」を考えているうちに時間が経ってしまったと説明した。
山里自身、長い間SNSで誹謗中傷被害を受けてきた。ただ彼の場合、芸人として「笑い」に変えてきた部分もある。その点に関しても、「誹謗中傷が持っているものは自分の体の中に傷跡として刻み込まれ、その痛さはわかっている人間だと思ったが、それに気づけなかったのは、もっと考えるべきじゃなかったか……」と木村さんの死を受け、思い直したようだ。
さらに今現在、ネットの誹謗中傷の被害に遭っている人間へ向けて、「見ないことが最大の防御になるんだと、そういうことにも気づいた」とアドバイスを向けていた。
最後に「今回のことは僕は一生思っていきます。考え続けます。それが当然だと思うので」と話し、「改めて木村花さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます」とトークを締めた。
これを受け、ネット上では「すごく言葉を選んでいて好感が持てる」「やはりショックだったんだろうな」といった声が聞かれた。山里の中でも、大きな出来事だったのは確かなようだ。
記事内の引用について
山里亮太のツイッターより https://twitter.com/yama41