この日は、東京VS埼玉VS千葉に分かれて、ローカルバトルだったのだが、普段なら約15人いるゲストが、大幅に減り10人。しかも、そのうちの6人が別場所からのリモート参加。スタジオには、明石家さんまを含めてなんと5人しかいなかったのだ。
これに対し、好印象派は「むしろ、このくらいの人数の方がじっくりトーク聞ける」「いつもより見やすかった」と絶賛。片や否定派は、「人数減ってさんまさんの良さが出ない」「昨日のは、なんだか台本の読み合わせ会みたいで、全然しょぼかった」というコメントも見られた。
さんまによれば、今回から収録時間もかなり短縮されたらしく、最大50分までしか撮ってはいけないようになったらしい。今までであればフリートークを広げていた彼も、ゲストの話に「リモートにするとそんな話どうでもええわ! 実弾撃とう、実弾!」「その話も無駄やねん」と焦り気味で、とにかくエピソードトークを話すように要求。若槻千夏から「リモートのほうが厳しい」と恐れられていた。
4月のスペシャル放送から約1か月間、総集編だった同番組。この異例の空白に、さんまもさすがに危機感を覚えたようで、「これでイケるのかどうか分からん。これで今日『OK!』が出たらええねんけども、『やっぱり…』となったら来週から総集編に変わります」と弱音を吐いていた。
自ら「ミスター3密」と自虐的に呼び、大人数を巧みにさばき、フリートークの名手と言われたさんまも、どうやら方向転換をせざるを得なくなったようだ。