現在のテレビ番組は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてリモート収録が増えている。田中裕二は「『これからもリモートでいいじゃん』とか言う人いるけど、絶対思わない」とズバリ。これには、太田光も「あの分割画面を見たくない」と強い同意を示した。さらに、太田は会社員について、「会議でも見て、夜も分割画面で飲んで、YouTubeを見ればカメラ目線で出ている」と述べ、「あの画なんかすぐ飽きるぜ。いかにセットがバーンってあって、カメラが7~8台ある。あの工夫がどんだけ贅沢か。あれをさ、リモートっていいっていうのは考えられない」と強調した。
これには、ネット上で「太田さん、やっぱりテレビ好きなんだな」「確かにリモートは最初は新鮮でもそのうち味気なくなると思う」といった声が聞かれた。
この日の放送では、26日夜に20日に亡くなっていたと報じられた太田プロダクションの創業者にして会長の磯野勉さんを悼む場面も聞かれた。太田プロは爆笑問題が新人時代に所属していた事務所。いわば磯野さんは、彼らにとって芸能界の父親のような存在だろう。太田は「本当に笑っている、笑顔のイメージしかない。誰にでもそうじゃないですか。あんな優しい人はいなかったね」と振り返った。さらに、太田プロは磯野さんの夫人の副社長が芸能実務を取り仕切り、社長は経営を担当するという、創業者夫婦の業務分担を行っている裏話も披露された。
これを受け、ネット上では「マジで人柄が伝わってくるわ」「これはなんだかしんみりとする話」といった声が聞かれた。太田も「寂しくなります」と言葉少なげであり、ショックを隠し切れない様子だった。