今話では、音(二階堂ふみ)が音楽学校の記念公演の最終選考に、千鶴子(小南満佑子)と共に残るも、環(柴咲コウ)から「今のままでは千鶴子に勝つのは難しいのでは」と言われる。どうせ自分には才能がないとやけになる音に、久志(山崎育三郎)は伝えたいことを明確にするためには、まずは「椿姫」の世界を理解することだとアドバイスをし――というストーリーが描かれた。
この日、音が「椿姫」の世界を理解するため、カフェーで働くこととなったが――。
「裕一(窪田正孝)に頼み、カフェーで働くこととなった音ですが、常連客を前にネクタイを褒めるべき場面で、『とても素敵です。毛虫みたいで』と言ったり、『なんなの毛虫って、失礼じゃない?』と叱られた際には、『逆に毛虫に失礼』と弁解するなどやりたい放題。思ったことをすぐ口にする性格があだとなった場面が描かれました。この言動に視聴者からは『ネクタイ毛虫に例えるって女給以前の問題』『自分が何を毛虫みたいって言われたら怒る性格なのにこれは…』『これただの営業妨害じゃん』といったドン引きの声が殺到。生活のために働いているほかの女給の邪魔をしかねない発言ということもあり、困惑の声が集まっていました」(ドラマライター)
また、音がカフェーで働くという展開自体にも戸惑っている視聴者がいるという。
「音と言えば、第33話の中で裕一が木枯(野田洋次郎)に誘われて初めてカフェーに行ったのが判明した際、裕一の言い訳も聞かずに激怒。怒鳴り散らした挙句、朝食すらまともに出さないといった怒りぶりを披露していました。しかし、自身は歌のためにカフェーで働くことを裕一に軽々しく頼み、働いた先でも客に対し失礼発言をかまし、勉強する姿勢はとても見えなかったことから、『ダブスタというよりただの矛盾』『裕一がカフェーに行った時にあんなり怒鳴り散らしたってことは、カフェーがどんなところか知ってるってことでしょ?なのに働くって…』といった苦言も多く寄せられています」(同)
すっかり“自分勝手”という印象を視聴者に与えてしまった音。作品ファンからは、「モデルになった金子さんが可哀想」「モデルの方に失礼すぎる」という声も集まっていた。