問題となっているのは、厚生労働省が新型コロナウイルスに対する医師向けの診療の手引きの改訂版を公表したことを報じている際の一幕。その中で話を振られた玉川氏は「日本人はなぜコロナに関する死者が少ないのかずっと疑問だったんですよね。で、まだはっきりと理由は分かりません。もしかしたら最終的にも分からないかもしれないんですよね」と首を傾げた。
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さらに、玉川氏は「ただ、マスクっていうものは相当有効だったのかなっていうのは僕なんかは思ってまして、このマスクが重要なのは、自分で症状がないけども、感染してて感染力がある人がずいぶんいたようなんですね、結局は。で、そういう人もマスクをしてたんですよ」と発言。また、「僕ら日本人は感染したくないから、予防としてマスクをしてたんですね、ずっと、今までも。ところが、そうじゃなくて移す可能性がある人(無自覚感染者)も、『自分が移りたくない』って言ってマスクしてたんですよね」と言い、「ある意味で言うと、『移りたくない』ってエゴがぐるっと回って感染を防いでいたっていうようなことがあるのかなと思って、非常にこれは興味深いと思っているんです」と持論を展開しつつ、最後には「みなさん、いいんです。『私は移りたくない』っていうことでずっとマスクをしている、と。こういうことが結果的に感染を広げないことに役立っている可能性があるんじゃないかなって僕は思ってるんです」と語っていた。
しかし、この発言に対し、「感染したくないというのがエゴなのか?」「感染が広がらなかったことさえ批判するのか…」「もはやただの日本人ヘイトになってる」といった批判が殺到。また、「かかったら周りの人に迷惑掛けるからかかりたくないって人もたくさんいる」「風邪を引いたら周囲に移さないためにマスクするっていう習慣はもともと日本人にあった」といった指摘も多く聞かれていた。
19日の放送では、自身が大規模実施を呼び掛けているPCR検査について、「本当にその中にウイルスがあったらほぼ100%近く感度はあるはず」といい、精度50%~70%と言われていることについて、「採った場所にいないとか、それから採り方がいま一つうまくなかったとか」と検査技師の技術不足を指摘し、炎上した玉川氏。状況が好転してもなおネガティブな発言を続ける玉川氏に、うんざりとしている視聴者も少なくないようだ。