こけを受けて、山崎夕貴アナウンサーが「修学旅行は、やっぱり子どもたちの思い出になる行事ですもんね」とコメント。タレントの三田寛子も「修学旅行やお泊まりの行事から帰ってきた時の子どもたちの成長は著しくてまぶしい」と述べながら、「青春の損失がかわいそう」と残念がった。
さらに、話題はアメリカの大学の話に移った。この時期、卒業シーズンを迎えるものの、やはりコロナの影響で卒業式が開かれずにいるという。そこでハリウッド俳優で元カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーが現地のインタビューに答え、卒業生に向けてエール。「コロナウイルスは君たちの直面する最後の障害ではない。次の障害に備える手助けになる」など感動スピーチ。
これに対して、森本さやかアナウンサーが「大学生は勇気をもらったのでは?」、また、タレントのデーブ・スペクターも「ピンチではあるんですけど、コロナをチャンスに変えるしかない」とまとめようとしていた時だった。
古市氏が突然割って入り、「卒業式なんて、そんなに大ごとですかね?なんか、卒業式(の中止)なんてそんなにショック受けることなのかなって思っちゃう。さっきの修学旅行もどうでもいいと思っちゃったんで」と痛烈発言。
いつもと変わらない“古市節”に、リモート出演していたMCの小倉智昭キャスターも苦笑い。山崎アナは驚きながら、「(修学旅行)楽しみにしてましたよ私は」と諌めるなど、スタジオは笑いで終わっていた。
だが、この何気ない発言に、ネットでは一斉に反応。「卒業したことないんか?」「ホントに思いやりの無い発言が多いよね」「学生さんたちにとっては大切なことなんだから」など反発が続出した。
だが一方、そうした「学校行事」否定論者の古市氏を支持する声も。「私も完全にそっち派の人間だったことを思い出した そういう行事には全部参加したけど特に思い出になってないし、それより親しい人たちといた何気ない日常のほうが大人になってからもずっと思い出として残ってる」「修学旅行とか卒業式とか、私も重きをおいてなかった。 無くても良いと思ってた」など、単なる「儀式」「セレモニー」という考え方をする視聴者も多かった。価値観は人それぞれ。どちらが正しいかは分からないが、果たして……。