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俳優復帰の高知東生、最近は弱者に寄り添う活動も

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高知東生

 俳優の高知東生が5月11日に芸能活動復帰をツイッター上で発表し、賛否両論が集まっている。高知は、Twitter連続ドラマ『ミセス・ロスト〜インタベンショニスト・アヤメ』を紹介し、「このドラマにギャンブラー本人役として出演しています」とツイートした。

 高知は2016年に覚せい剤と大麻所持の容疑で逮捕され、懲役2年執行猶予4年の判決を受けている。逮捕を受け、妻であった女優の高島礼子とは離婚を発表している。2018年4月からツイッター更新をするなど、芸能活動を再開させていたが、今回のネットドラマ出演で俳優業への本格復帰となる。

 ネット上では、高知の復帰を素直に歓迎する声がある一方で、「ちょっと時間が空いたらしれっと復帰ってどうなのかね」「やっぱり芸能界って甘いって言われちゃうんじゃないの」といった否定的な声も並んだ。そこにあるのは、薬物の逮捕時に愛人と過ごしていたといった「チャラい」イメージが、悪い方向に作用してしまっていると言えるだろう。
 だが、最近の高知は変わったと見る声もある。2020年4月には『女性セブン』(小学館)のインタビューで、父親が地元で有名な任侠の親分であり、母親はその愛人であり、のちに自殺する壮絶な半生を語っている。

 そのほか、元薬物中毒者の立場から、弱者や依存症の人間に寄り添うようなツイートも多く行っていた。新型コロナウイルスの感染拡大で、アルコール依存の人間が増える動きを憂慮する声も話題となった。ツイッターの自己紹介では「今自分に出来ること…。自分に向き合い、日々を綴っています」とも記している通り、謙虚な姿勢で周囲の期待を裏切らない活躍を見せてもらいたいものだ。

記事内の引用について
高知東生のツイッターより https://twitter.com/noborutakachi

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