MCであるオードリー・若林正恭は、昔からジュニアの単独ライブや書籍を見ていたと告白。当時のジュニアは、本の前書きに「この本を万引きしろ」と書いていたり、インタビューで「何パーセントの人だけ(自分たちの笑いを)分かってくれればいい」と話すなど、かなり尖っていたそう。しかしある日、雑誌『ぴあ』を読むと、ジュニアが「千人いたら、千人笑わせたいと今は思います。今までの僕の発言を聞いてきた皆さん、すみませんでした」と謝っていたのを見て、若林は驚愕したという。
ジュニアによれば、芸人として丸くなったのは板尾創路の影響だったそう。当時、20歳ほどだった千原は、板尾から「お前のテレビの出方はなんや! 地球上の、ほぼほぼがお前より年上や! 今日、大阪の街歩いてたら、みんな『ジュニアさん、ジュニアさん』って呼ぶよな? それこそ志村けんさん見てみ。東京でみんなから『志村! 志村!』って。あれが芸人のあるべき姿や!」と、食事の席で激怒されたという。これを聞いたジュニアは、「すみませんでした!」と謝罪。だが、2人でお店を出た途端、「あ! 板尾さん!」と声を掛けられていたという。
そんなジュニアのジャックナイフ時代と言えば、ナインティナイン・岡村隆史にも噛みついたことがある。過去、岡村は、芸人が集まるレゲエクラブのフロアにて、ブチ切れするジュニアを目撃。その後、彼はラジオ番組で「ジュニアさんは、ちょっとあかんわ……俺」と話したそう。すると、この発言を噂で聞いたジュニアは「ナイナイしばいたる」と憤慨し、一時は共演NGが囁かれる事態となったのである。
そんな2人は昨年末、バラエティ番組『おかべろ』(関西テレビ)で、2~3度目だという共演を果たした。騒動の発端となったクラブでの激怒事件について、ジュニアは、メッセンジャー・黒田有が、他の客と揉めているのを止めていただけだったと説明した。これに関して、岡村は「ほんま俺が悪い」と謝罪。今では誤解が解けて良好な関係となっているようだ。