ミッツは7日の『バイキング』には自身の個人事務所からリモート出演していたものの、10日に37.1度の発熱があったという。その後一時はせきや味覚異常などの症状が現れ、流行中の新型コロナウイルスへの懸念から現在は自宅待機中と発表された。この日の番組に寄せたコメントでミッツは、肺炎の兆候がなく、熱が37.5度以上に達していないなどの理由でPCR検査を受けておらず、自身の症状を「コロナっぽい状態」としか判断できないと明かした。一方で「すべての体調不良を『コロナ』と照らし合わせることはできません」などとして「逼迫している医療体制を悪化させないためにも、定められた検査基準には従うべきです」とPCR検査を受け付ける基準を支持する姿勢を見せた。
番組でもミッツの体調不良について出演者がコメントしていたが、その中で坂上は新型コロナウイルスの感染拡大が続く状況下で「(体調不良が)本人の身になったら、これコロナの確率高いじゃない」と指摘。その上で「何でPCR検査ね、ちょっと熱が足りないからって(略)受けられないんだろうっていうジレンマが、僕確かにあると思うんですよ」と検査数不足への不満を口にした。
しかしツイッターでは「ミッツさんの正論を理解せず、未だに『PCR検査ガー』だから何もわかっていない」「めちゃくちゃ大事な事言ってくれてるのに、なんで『熱がないからって検査受けれないのどうなの』って言う」「理解して自宅待機してるんだから、坂上忍は煽るなよ」「共同体の一員としてPCRの現状を受け止めたうえで発言しているというのに、坂上忍は全く理解していない」など、坂上への批判の声が相次いでいる。
PCR検査をめぐる医療業界の苦しい事情をおもんばかったミッツだが、その思いをないがしろにしたとして坂上への不満の声が集まったようだ。