国内外で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、6日に政府は東京や大阪など7都府県において緊急事態宣言を行うと発表。7日、正式に発令された。
芸能界でも新型コロナウイルスの感染者が続出しており、3日に森三中の黒沢かずこが陽性と診断されたことを受け、メンバーの村上知子と大島美幸が自宅待機中の生活を送っている模様を公式ユーチューブチャンネル『森三中tube』で公開。別の動画では黒沢が音声のみの出演で感染時の状況を説明した。動画内の黒沢の発言によると、3月下旬から発熱の症状があり、一度仕事を休みながら同月25日に仕事復帰。しかし嗅覚や味覚の異常により26日から陽性が判明するまで自主隔離を行い、その間の仕事もキャンセルしていたという。
番組でも新型コロナウイルスの最新情報をめぐり、出演者がコメント。その中で話を振られたテリーは、自身がこの日の『ミヤネ屋』生出演のため東京から移動してきたとした上で、「『実はもう自分がコロナウイルスにかかっている』という気持ちでいないといけないんですよ」と視聴者に厳重な警戒を呼びかけた。さらに感染拡大防止に努める安倍晋三首相や小池百合子都知事に対し「言葉が優しい」と指摘。非常時に政治家はもっと強い言葉で危機感を訴えるべきとしながら「僕はロックダウンにしても良かったと思う。それぐらいの意識を持たないと、これね、取り返しがつかないことになります」と訴えた。
しかしネット上ではテリーに対し「『自分が感染者のつもりで』って東京から来た人が言っても、説得力ない」「東京から大阪にわざわざ来たの?それ、リモートワークでよくね?」「テリーさん、不要な都市間の移動はやめませんか?」「なんで大阪にいるんだよ。それこそ不要不急だろーが」などと批判や、「ロックダウンできる法律がないから無理」という指摘も上がっている。
同じ昼の番組でも『ヒルナンデス』(日本テレビ系)や『バイキング』(フジテレビ系)などではリモート出演する芸能人が現れる中、東京から大阪のスタジオへ移動し生出演したテリー。彼の行動こそ「不要不急」と見る視聴者が多かったようだ。