さて、今年のメンバーを見ると、昨年に穴を開けたセイウンコウセイも出走してきます。元々はこのレースで勝った実績のある馬でしたけれど、近走は2桁着順が3レースも続いていたので人気を落としていましたが、前に馬を1頭置いて最内の最短距離を上手く走り2着。幸騎手との相性が良いのかもしれません。しかし、今回は外枠になってしまい、昨年の様に最内に滑り込む事は至難の業かもしれません。このレースは、どの馬も少し前の競馬で最内の最短距離が有利だと知っているので、殺到してくると思います。
余程、スタートが良くないと間に合わないと思いますが、15年の小雨稍重のレースでは、ハクサンムーンとミッキーアイルが強引に内に切り込んで2、3着をもぎ取って行きました。そして、今年も天気予報では、小雨が午前中までありそうです。馬場が稍重ならテクニシャン幸騎手が外枠から切り込んで来るかもしれません。それとこのレースはリピートする事が多く、2年連続で馬券に絡む事が多いのです。セイウンコウセイは1年挟んでリピートしまっていますが、連続ではないので、もしかしたらと少し期待しています。
人気は、タワーオブロンドンとダノンスマッシュ。ライバル同士で、ダノンスマッシュの方が先着する事が多いですが、斤量が同じなら2走前のスプリンターSのようにタワーオブロンドンが先着しています。前走は、斤量2kg差でダノンスマッシュが先着していますが、今回は同じなのでタワーオブロンドンの方が有利かしれません。しかし、このレースで後ろから行くのはリスクは大きいです。何しろ最内の馬達がもたれない事が多く、末脚組勝負組がギリギリ届かない事が多いのです。
悪夢再びのリピートなら、ダノンスマッシュがまた4着で、タワーオブロンドンがギリギリ届かない5着なんていう事もあるかもしれないと思っています。しかもレッツゴードンキを思い出せば、フェブラリーSからの参戦で2着に来た思い出が、モズアスコットと重なります。もし、この馬が芝、ダート適性と言うより、左回りの適性が凄いという話であれば、万が一のまさかの3連勝もあるかもしれません。
穴は、アイラブテーラー。まだ、左回りの経験がありませんが、稍重でも勝っています。斤量が効く短距離だと思えば有りだと思います。どの馬にもチャンスがありそうですが、全部買うわけにも行かないのですが、セオリーな馬券だけでなく、悪夢の馬券も仕込んでおきます。
ワイドBOX 9、6、16、10
ワイドBOX 12、14、3
ワイドBOX 18、15、8