同番組は、デートする芸能人同士がどんな場所でどんな会話をしているのかを検証するバラエティ。田中のパートナーとなるハナコ・岡部大は、田中を楽しませるべく本気のデートプランを考案。なお、田中は収録当日まで相手が誰かは聞かされていなかったという。
田中というと、米・ニューヨーク生まれの帰国子女。青山学院大学卒業後の09年、TBSテレビに入社。14年9月に同局を退社後、フリーに転身した。
アナウンサー以外にも、女優やモデルとして人気を博し、昨年12月発売の1st写真集『Sincerely yours…(シンシアリーユアーズ)』(宝島社)は60万部を突破。「女性が憧れる美のカリスマ」として崇拝するファンも続出するほどだ。
そんな田中に、“共演NG”を突き付けるコラムニストのマツコ・デラックスとの確執は知られるところ。
田中が局アナ時代の2011年8月、『さんまのホントの恋のかま騒ぎ』で両者は共演を果たした。当時、“ぶりっこ”キャラを炸裂させていた田中は、マツコを含む共演者たちからのツッコミに号泣。その上で、「マツコさんに嫌われるようなことをしてすみませんでした」と謝罪し、あざとさを見せつけた。するとマツコは、「こんなことテレビでやる!?」と激怒し、さらなる怒りを買ったのだ。
「当時、田中は嫌われアナの常連となり人気もイマイチでした。番組ではマツコに泣かされたというイメージでしたが、キャラとはいえ、共演者もガチでイライラしていたのかもしれません。毒舌キャラを確立したマツコにとって田中はズバズバ言いやすく、格好の餌食(えじき)にされたのでしょう」(芸能ライター)
この放送後、マツコはメディアを通じて田中とは“共演NG”と宣言している。
「2018年3月に放送された田中がMCの『ひるキュン!』(TOKYO MX)の番組内で“女の涙”が話題に上がり、『女性は泣いたもの勝ちになりやすい』との意見に田中は『逆に、言い返したくないから我慢してて思いが込み上げてきて泣いちゃうっていうこともあるからね。心ない言葉を男の人にバーッて言われて、“言い返したくない、この人のこと傷つけたくないけど、でも悔しい”で泣いちゃう』と興奮しながら反論。その話の流れで、前出番組で泣いてしまった真相に結び付けていました」(前出・同)
そして、2018年9月に放送された『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)で両者が再び共演。番組内でマツコは、「昔、田中みな実 VS 〇〇 構造がいっぱいあった。一時期、それに飽きたのよこの人。でも、寂しくなって、また始めたのよ。『イジメないで!』みたいなのを言い出したのよ、突然」と痛烈なダメ出しで田中を攻撃した。
「番組MCの明石家さんまも『田中、相変わらずやな』とつぶやくと、田中は『帰り咲きました』と見事な返しを見せたのです。また、ゲストのガンバレルーヤ・よしこの指の毛が濃く永久脱毛してもまた毛が生えてくるという悩みに対し、田中はよしこの指を眺めては『指の毛がすごい』と容赦ない言葉をポロリ。この発言にマツコは、『ヒドイね、あんたって、本当、鬼みたいな女だよ』と忠告していましたが、根本的にウマが合わないのでしょう」(同)
今や、飛ぶ鳥を落とす勢いの田中は今年34歳を迎える。あの頃から一皮むけ、男女問わず人気を博す“タレント”へと上り詰めた。今後のさらなる活躍に期待したい。